資本主義そのものがダメなら脱成長 | |
[政治] | |
2021年6月11日 20時34分の記事 | |
バルセロナは富裕層しか住めないくらい土地も家賃も高い。 女性市長が誕生し市民に無償で土地住宅を与え誰もが住めるようにしているという。脱成長の試みがあるという。昨今、commonを言う人新生「資本論」という本が良く売れてベストセラーになっているといわれるのであるが。 一つのヒントとしてCO2最も出し続けているとされる(実に世界の50%も)富裕層に税率90%の課税(ピケッティ教授いわく)。こうすればお金儲けでなく成長でもなくということらしい。 人々も脱消費、いまの経済体制だと生活水準を自主的に下げるのはかなりの難題というか、貧困に対して富の再分配という流れが大事なのはよくわかるが。しかし、所詮資本主義体制内での微調整でしかないといわれる。 「資本論」マルクスエンゲルスが書いた労働力を商品化、財を商品化する資本の論理が、剰余資本を生み=成長理論、一部の巨大富裕層と対極の貧困層を生む、過剰資本は海外市場争奪を求めて帝国主義間戦争を歴史は経験した。今は過剰な金融資本市場に流れ込んでいるではないか。 common財には私有財産制が激突するし、レ-ニンのロシア革命は巨大な利益を失ったと気付いた資本家たちは白軍として赤軍との内戦に発展し敗北している。 社会主義は実は資本主義を前提として成り立っている。理論的にはcommon(労働者階級)が資本家を抑え込む独裁なのである。ロシアは瓦解しているがだ。 アダムスミスの言う見えざる神の手は自由放任主義などではけっしてなく、正しく導いて得られるものであって、社会主義も一つのこころみなのであろう。 アメリカで人気のサンダーズ氏も社会主義(革命を置くようには見えないが)も大きな民主党の潮流を支えるまでに至っている。 言っておくが似非社会主義世界の鼻つまみとなるようなコロナの発生源となるような国が見えざる神の手の担い手となることはとうていおもえないのであるが。
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