下げ止まらない実質賃金を放置すると | |
[政治] | |
2021年9月14日 17時27分の記事 | |
由々しいことである。最低賃金を名目少し上げたとしても実質賃金は一向に下げ止まらない(最低賃金があがることで騙されてはいけない)、目下リ−マンショック時のレベルと言う。 アベノミクスは金融に異常に依拠し、円安誘導し、日本国を安くする差額で稼ぐというような姑息なやり方で、結局経済を押し下げてしまった。外面は戦後最長の好景気と騙し、いかさまをやったわけである。株価が高いのは安く買えるからで政府の買い支えも手伝って富裕層ばかりが儲けている始末。 どこに原因があるか、政権奪取の野党にこれが示せたら、処方策が示せたら、もう政権を任せてもよいだろう。自民はもとからダメ。 小泉新自由主義のあたりが怪しい。派遣労働容認により可能になった、賃金を下げる=労働者である人間を切り捨てる、切り捨てられればどうなる?消費のもとである賃金が下がれば消費もさがる、人間活動もさがる、しわ寄せの若者は結婚できない、少子化に拍車がかかる、デフレスパイラル=下げ止まらない実質賃金。放置すれば滅びの道へ。 安易に下げてはならない訳は、賃金下げは人を切るからである。それを政府は行政、経営者はやってしまった、欧米がここは踏みとどまるのは賃金引下げ忌避。努力。その努力を失わせてしまった。 円安誘導した安倍がいくら賃上げを叫んでも経営者は上げなかったではないか。 じゃあどうする。今となっては、が、諦めることではない。成長分野に成長しやすく道筋を ! 成長要らないでは余計だめ。社会主義国ではないからだ。有望なのは資金をため込む経営者への増税だ、無くなるほどの重税を。取った税を社会に分配するのだ。法人税下げの愚かさよ。 ここまで進化した技術立国日本、どこの国よりも豊かな人的技術的資源がある。政府の資産も世界一、国民の貯えも、成長分野を拾い出し寝ずに考えること。横着役人には出来ぬことだ。 政権を取りたい野党、寝ずに考えろと言いたい。コロナ対策もだ。
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