資本論の解明してきたもの | |
[政治] | |
2021年10月28日 18時45分の記事 | |
豊かな共同体社会から切り離されて自らの労働力を商品として売って賃金を得て生活せざるをえない無産階級労働者という奴隷化した人間の出現である。労働力原材料全て商品であり商品を生産するという資本主義経済である。資本家の目的は儲けること、安く作って儲けようとする衝動は労働力価値を下げて=(賃金低下)剰余価値創成の道具と化し派遣非正規と保護の枠を外されて資本家のいいように低賃金労働させられてしまう。 資本家には労働者保護は頭になくて生産性アップしかない。 イノベーションも資本家のもの、疎外労働、低賃金労働が資本主義の真髄。資本論はこのあたりを言っている。 何が言いたいか、 この間の日本の実質賃金の減り続ける流れは、政府の経済界の言い分聞くばかりで、政権与党の労働者保護の配慮が低下していった結果である。しかし、GDPは下げ続け、格差が拡大し世界からも取り残されようとしている。 アベノミクスは格差を一層拡大し、生産性もあげず、円安で稼ぐような邪道をやってしまった、話にもならない奸物ではないか。 新しい資本主義をいうのなら、この矛盾をどう補正していくかが語られねばならないだろう。 出来そうもない自民政権。労働再分配からひとつ始めてもらおうではないか。
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