共通の敵は政治利用しやすいが | |
[政治] | |
2021年12月11日 9時4分の記事 | |
2021年12月米バイデン大統領主催の民主主義サミットは110を超える各国の指導者を招いて開かれた。専制主義権威主義独裁国家に対抗する民主主義の陣営の団結を計り頓に力をつけつつある中国に対抗しようとするものだ。 すでに軍事同盟強化、AUKUS安保クアッド首脳会合など中国包囲網は展開されている。 米中対立が冷戦に次ぐ世界の動向。経済力をつけすぎてしまった中国、米国に迫り追い抜く勢いが何よりも脅威となる。 バイデン政権は来年の中間選挙を控え低下しがちな支持を挽回したい思惑がある。 民主主義デモクラシーの強みは永久革命と言われるくらいイデオロギ的価値が高いということだ。自由主義的であれ誰が統治しようと人類が営む政治体制としては不動のものである。方や中国の社会主義なきいわゆるイデオロギーなき共産党独裁体制派はさらに習近平独裁へと収斂され、理論的弱点が露呈している。 債務の罠危険すぎるチャイナマネ-にも手を出さざる得ない後進途上国、デモクラシーの余裕すらない。中国にも米国にも敵は愚か友にもなりえない。 そうしてみると、経済を除けば中国の孤立化は徐々に進行してるのかもしれない。そのうえ、その経済には陰りが見え始めている。
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