露のウクライナ侵攻はあるか | |
[政治] | |
2021年12月26日 15時20分の記事 | |
2014年クリミア併合以来露のウクライナ国境近くの軍事的動向は強まるばかり、現に10万人近い部隊が結集している。 一つにはウクライナのNATOへの加盟がもたらすロシアの軍事的危機、 東西冷戦終結以降の西側諸国の軍事的圧力に黙認はできないというものだろう。 一国社会主義がもたらしたソビエト連邦の崩壊。周辺諸国が寝返ればだが、露とウクライナは中世スラブキエフ大公国以来の兄弟国。宗教的にもだ。それがNATO加盟ではたまったものではなかろう。 クリミア割譲が友好の証だったのも分かる。 軍事侵攻しやすい路面の凍結する1〜2月が観測される。北(ベラルーシ経由)東・南三方からが言われる。どんな犠牲をはらっても加盟阻止か。 米もEUも強固な軍事的行動は言っていない。 見渡せば周囲が敵、反対国に囲まれている状況。露にとってイデオロギ的強さがあれば違いがあろうというものだが、劣勢からの防衛だというのがプ−チン氏言い分である。 米にとって中国との対決がある。力を削がれることなく台湾進攻阻止が目下の懸案である。 露にとってウクライナ侵攻は政治目的以外の何物でもない。侵攻占領自体がウクライナを自分側に引き留める手段であり獲得目標(メルクマール)である。
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