ソ連崩壊30年後のプ−チン氏 | |
[政治] | |
2021年12月31日 10時11分の記事 | |
ソ連崩壊共産党解散から30年となった。崩壊の経緯・原因については一つには計画経済がうまくいかなかったこと。 需要と供給のバランスは市場経済が弊害はあっても調整する。役人をいくら大量に投入して緻密な調査をしてもなかなかこのシステムに代わる計画を立てることはできない。恒常的供給不足商品の質の低下。労働意欲の減退などなど。 資本主義市場経済そのものを悪(格差貧困の原因)として排除してしまわなくてよかった。中国の世界の工場は逆にここを凌駕しているといえよう(しかし、その目指すところやり方は世界の顰蹙を買っている、インタ-ナショナルではない)。 党官僚機構の硬直化老齢化も一つの原因。レ-ニン(役人の給料を労働者以上にしてはならないと)亡き後役人の汚職がはびこった。 ゴルバチョフ、ペレストロイカ等、遅きに失した。しかし、一気に連邦崩壊、社会主義崩壊は人の眼を疑った。 後を引き継ぐプ−チン氏ソビエトへの思いは強くロシアを再び強国への戦略の途上だという。 イデオロギーの死滅なのか。プ−チン氏の口から社会主義、労働者階級、の言を聞くことは終ぞなく、あるはただ西側警戒、反西側、西側の経済制裁はやはり重くのしかかり、唯一石油天然ガスの資源の切り売りで経済を繋ぎとめる。 朋友ウクライナの離脱NATO加盟の動きはさすがに氏の琴線に触れたか。軍事行動も辞さない強固な意思には強いロシア背後にあるソビエト回帰が見て取れる。 現状維持から後退局面への転落は断固認めないという意思の現れなのだろう。
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