敵基地攻撃能力が必要か | |
[政治] | |
2022年1月8日 20時34分の記事 | |
近年の北朝鮮の弾道ミサイル極超音速ミサイルの発射実験に触発され迎撃(ほぼ技術的に不可能)ミサイル防衛を超えて敵基地を破壊する必要性がクロ-ズアップされるかの如くである。 とすれば先制攻撃、発射を許しては意味がないのであるから、敵基地を破壊制圧する実力を誇示し抑止力の実を上げる。 北は発射台を鉄道にのせて移動し潜水艦発射能力を有するというのであるから、どうやっても完全に補足は無理のようである。 好戦的分子に限らず、対中国戦略上からも、東アジア諸国は自国のことで手一杯、クアッド米日印豪とて軍事同盟ではない。AUKUS米英豪の安全保障協力とて軍事同盟ではない。ヨ-ロッパNATOなどより引けを取る。 軍事的包囲においてインドは中国に勝ったこともなく徹底的にやる気はなく、さりとてオ-ストラリアは遠すぎる。実際、西太平洋でのシミレーションではアメリカ不利、負けると出ていると言う。 そこで、俄然日米安保条約がクロ-ズアップされるわけである。 憲法違反の自衛隊を先制攻撃に向かわせることが出来るなら喉から手を出すほど欲しい装備なのかもしれない。 しかし、戦闘を前提とした安全保障論議は戴けない。そのような攻撃能力こそ攻撃の口実を与えるようなもの。孫子の兵法に曰く、戦争・戦闘は極めて危険で高リスクかつ高コスト、勝てるのでなければ行ってはならない。戦わずして勝つこれが外交の力である。 戦争放棄の日本国憲法。旧日本軍をそのまま無定見に自衛隊にしたてたといわれる。シビリアンコントロールも怪しいし、違憲違法なものが何をやっているか分かったものではないとも。徴兵でない上に優秀な傭兵にも及ばずか。忠誠心は?反日は紛れ込んでないかなど。 いずれにせよ、経済でここまで繋がっていて影響力を行使できないわけがあるまいが。北に対しても圧力強硬ばかりで経済支援救済の外交で動かせぬわけがなかろうが。無能一点張り。 国際協調主義、戦争論の反面を推し進める(攻撃させない)頭脳外交、あてにならぬ高額の武器に手を出す様な愚は慎んでいただきたいものだ。
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