ロシア中国による新世界秩序 | |
[政治] | |
2022年4月2日 16時33分の記事 | |
バイデン米政権は対中国政策に集中したいところロシアのウクライナ侵攻は二方面作戦を余儀なくさせてしまった。 米国は軍事費を更に増額せざるを得ないのもロシア対抗故、国連常任理事が対西欧みよがしに白人国家ウクライナ侵攻したのは脅威以外の何物でもない。ヨ-ロッパにとって覚醒の一撃であったし宗主国アメリカに深刻な脅威となった。想定外の事態である。 体力的にロシアは西欧の石油天然ガスの大供給国のところ、ル―ブル決裁を求め西欧が頼みの第二の石油天然ガス産出国イランに核合意ならぬ対露制裁しない確約を求めたり、インドを廻って揺さぶりをかけている。中国とEUとの隔たりロシア支援の動き。 プ−チン氏にとってゼレンスキ-大統領はナチ・ネオナチと見られるので、それを支援する側は政治的には単なる交戦国の取り巻きではなく絶対敵打倒すべき敵の取り巻きと言う性格すら帯びてくるのではなかろうか。いわゆるカ-ルシュミットのいう敵と友の峻別がさらに際立つ政治状況と言うことになろうか。 ロシアの命運を掛けてかのごとき、双方犠牲が増え続ける中、仕掛けた側の狙うものは、単に領土拡張・保全の領域を超えた、新秩序というような方向性が見えてくるのではなかろうか。
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