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ロシアの戦略とは
[政治]
2022年4月6日 15時12分の記事

ウクライナ侵攻は一か月を超え長期化の様相を見せている。さすがに北と東からキエフ攻略せんとしてダラダラとなだれ込んだがうまくいかない、都市で勝利せねば制圧はできないとはいえ、あまりにリスクが高く、撤退となった。

ドンバスの要衝マウリポリはクリミア併合でも獲得できなかったところ。黒海に面する沿岸地域を領有すれば、そのためにはオデッサを陥落させモルドバの親ロシア勢力エンドニエステル共和国と繋がれば、輸出の大半を海運に頼るウクライナの孤立弱体化は完遂するであろう。露の戦略的重要度が見て取れる。世界の穀倉地帯世界経済とアクセスする豊かな部分を取ってしまうことによってウクライナがロシアに逆らえないようにすることなのであろう。

西側の経済制裁が相次いで強化されるものの、原油穀物価格高騰を招き制裁を加える側にも影響は避けられない。プ−チン氏にとって世界秩序を相手に不安定化を図っているのではと勘繰ってしまう。

戦争の長期化は避けられない趨勢の中ウクライナ軍が反撃に転じ露軍を追い出すには重火器の兵器戦車にしても数百台対艦ミサイルなど俄かには調達できるようなものではない。

オデッサ攻略にしても直近に成就するようなものではない。露軍の兵士の死者は予備役を投入せざるを得ないところまで来ていて、戦時経済の経験もあり、簡単にヘバル代物でもなさそうだ。方やアメリカを盟主とする民主主義国家にとってもこのような長期化は痛みを伴う攻防戦が現実のものとなっているといえよう。









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