プ−チン氏のソ連邦復活 | |
[政治] | |
2022年5月14日 18時16分の記事 | |
ドンバス地域でロシア軍とウクライナ軍は一進一退の激しい戦闘が行われている。露軍はこの地域に緩衝地帯を創ろうとしているとされる。 オデッサとマウルポリを結べはウクライナは黒海に出る路はたたれる。プ−チン氏はさらにモルドバまでも手中に収めようとしているともいわれる。それはかつてのソ連邦復活にむけられているとされる。 一体、社会主義共和国の元への結集でもなく労農同盟と言う階級闘争としての性格もなく、軍事的支配服従関係と言うのだろう。もっともこの周辺地域には反ナチズムとしてのム-ブメントは存在する。 しかし、フィンランドはソ連邦の一員であったものの、かのスタ-リンによる領土侵奪戦争(冬戦争)に抵抗した経緯があり今回のウクライナ侵攻はそのまま離反となりNATO加盟へ加速させただけであった。 ソ連邦と言う今はイデオロギ-的には退化した形骸の上に立った時、他民族を抑圧する民族は自由足りえないとする社会主義の理念は追いやられ、支配と隷従という観念の拭えない、軍事バランスのみを目途とするような、それも民族主義に僅かに依拠するような求心力の弱まったものとなろう(世界性、普遍性に欠ける)。 もっとも、アメリカを盟主とする西側諸国の手詰まり感、経済的混乱はこれを阻止し得るだけの勢力たりえてないことも事実のようである。
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