被爆77年慢心が招いたもの | |
[政治] | |
2022年8月6日 12時50分の記事 | |
孫子の兵法に「慮りなくして敵を侮るものは必ず人を擒(捕虜)にせらる」「智者の慮は必ず利害に雑う」とある、大東亜戦争は大日本帝国が日清日露戦争勝利し慢心(煩悩)になり、アジアへの侵略戦争に明け暮れた時期であった。大国アメリカを相手に太平洋戦争をしかけ、最初から宣戦布告を真珠湾攻撃の後に遅らせるなど、愚かな戦を仕掛けてしまった。ミッドウェー海戦に演習で明らかになった問題点に蓋をし、航空母艦戦の専門家も乗せず、惨敗の総括もろくにしない、無謀なインパ−ル作戦はろくな兵站もあてがわず、白骨の山を築いていった。敗戦濃厚にも拘らず終結を長引かせ、こうなると手を焼く、連合国の切り札はソ連参戦、原爆投下。 こうした教訓に、今なお耳を閉ざし、そうではなかろうか... 与党保守政権があまりに長く続いた弊害。それは賢者、賢明な官僚組織を忖度の泥沼に引き込み、賢明な野党勢力の弱体化を招き、軍事目的の国防を目的とする国家の再来を招いてしまっている。経済政策ですら財政政策も賢明で洞察に富んだものの登場を妨げているではないか。 爛熟し、若者の新時代を画するエネルギーも感じられないのが正直な感想であるところ、国力を損なうそして衰えさせる政府の存在なのであれば、今この慢心を戒める、孫子の言葉が見直されてくるのではなかろうか。そして、戒める最大の政治決断こそ政権交代であるのだが。
煩悩の犬は追えども去らず | |
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