ウクライナ戦争の目的は | |
[政治] | |
2022年10月16日 14時59分の記事 | |
プ−チン氏が国境を越えウクライナ侵攻してから八か月となろうとしている。 特別軍事作戦と銘打ち、先般は東部南部四州の併合が宣言され、なお国境線も明確に引かれるわけでもなく、人員に欠くロシアは部分的予備役動員をかけ、武器調達に欠く状況下消耗戦は長期化の様相だ。 最近はプ−チン氏は大祖国戦争、ナチズム打倒。であればそのナチであるゼレンスキ打倒までが目的となろう。単なる領土拡張よりも広い。特別軍事作戦も昇格ということか。 ボルシェビキ、ソ連邦が崩壊したことに不満で、大ロシアをそれに投影させ、復活を志すというのであれば、イデオロギー的には社会主義ならぬ上記の大祖国戦争、ナチズム打倒となるのであろう。社会主義思想のレ-ニンは他の民族を抑圧する民族は自由足りえないとし、ウクライナ民族を抑圧してはならないだろう。そこは解放するというのだろうが。 かつてキエフ大公国としてロシアとウクライナは兄弟としての緊密なものである。しかし、スタ-リンは収奪し抑圧した。反社会主義である。今回はNATO加盟で西側に取り込まれすでに欧米の触手は深部に及び地政学的にロシアに脅威となりその限界点が崩れたものと解されよう。 それならば、元に戻すべくバランスはリバランスされるべくなのだろう。であるならばボルシェビキの投影はウクライナの自由と平和でなくてはなるまい。ロシア併合もそのようでなくてはなるまい。腐敗と不公平、隷従と偏狭からの解放ならばである。 しかし、双方は多大の犠牲を払い、収拾はつかない。ならば、拙速を厭わず合意による停戦を計るというべきで、その自らの目的すら、二次的なものに置くべきである。 欧米との決別を言うプ−チン氏にとってはなはだ不満であろうが、英断が必要な時である。
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