民主党善戦の中間選挙も | |
[政治] | |
2022年11月17日 14時29分の記事 | |
8日に投開票された米中間選挙は16日、接戦を経て野党・共和党が218議席を確保し、4年ぶりに下院で過半数を奪還した。政権と下院多数派が異なる「ねじれ」状態となった。 共和党の赤い波も起きず、負い目のトランプ氏は追い詰められて早々と大統領選出馬表明となった。 今後は、アメリカ政治は与党民主党と共和党との攻防が高まりさらに国内向けの内向き政治に堕する恐れがある。偉大なアメリカとは程遠く多国籍化はさらに加速されていくアメリカ。 民主主義は永久革命だといった丸山真男の言葉はアメリカ固有の民主党共和党の対立と競争の中で具現化されていくものなのかと思う。 対外政策のなかでウクライナはほとんど選挙民の関心はなく現に米国は戦争当事者とならなくて済むという安心の地位にあるといってよく、今後ウクライナ支援というベクトルは強まるという確証はない。 どこへ進むか米国。世界の警察の地位はどこへ、最重要の対中国との競争には台湾問題を抱えて、現状維持がどこまで続くか、均衡がどこで敗れるか、相手国中国の地盤沈下の契機も見逃せないところである。
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