| 資源大国露の勝機は | |
| [政治] | |
| 2022年11月23日 13時58分の記事 | |
持てる国ロシアのLNGがすでに途絶えようとしてECが他国から調達すべくカタ-ル詣でをおこなっているという。プ−チン氏はウクライナ戦争は西欧との決別であった。そのひとつがノルドストーリームの破壊である。当初企図された対露経済成果の効果は限定的ともいわれるなかのエネルギー争奪。 ロシアはLNGエネルギーを武器として使用する。LNG価格は史上最高額に値上がりしている。経済制裁はロシア産エネルギーを市場から排除するものであって、このことが世界のインフレを高めてしまった。これはロシアの狙いであって。これにより、ウクライナ戦争を早く終わらせようとする動きや支援疲れを助長するものである。 宗主国アメリカは最大のシェ-ルガスLNGの輸出国となりEUのエネルギー不足供給に対応している。持たざる国日本はカタ-ルからの半分中国に持っていかれている。エネルギー転換に遅れているし。 中長期的には石油エネルギーをより深く掘る掘削技術を西側から取り入れられなくなり安定的なエネルギー供給国としての地位を失う損失を認識しながらも目先の政治的効果を優先せざるを得ないというロシアの置かれた位置がある。 そのウクライナ戦況如何。軍事的な突破的成果は期待すべくもなく。政治交渉決着も窺い知ることはできないようである。戦闘はヘゲモニー争いが激化し、ウクライナ側に戦車装甲車戦闘機長距離ミサイルはいくら求めても渡されていない。長期化は避けられないかのようである。
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