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ウクライナ戦争が押し戻したものとは
 
2023年2月23日 12時56分の記事

押し戻しは逆流ともいう。逆流の政治である。ウクライナ侵攻一周年を迎えて、戦線は依然厳しく、勝利しかないと主張する双方にとってその行く末が気になるところだ。

第二次世界大戦以後はファシズム・ナチズム打倒によって切り開かれてきた。国連の枠組み集団安全保障である。その秩序がこの戦争によって押し戻されようとしている。ウクライナ戦争後は世界は何によって切り開かれるのか。

NATO加盟が米欧の勧奨もあり兄弟国ウクライナによってなされるというロシアにとって極めて脅威となる仕掛けられた侵害行為からの防衛たる祖国防衛戦争とされる。

領土をめぐる西欧一局的文明支配を打ち壊すものとされる特別軍事作戦であるが。もっぱら軍事力による支配力の拡大がある。ロシアは孤立無援かというと最近は中国等との貿易額は過去最高となり兵器に用いる半導体も得ているという。中露は同盟関係にはなく協商関係と言われてきたが、一歩踏み出た変容を遂げようとしている。
兵器弾薬の保有生産も軍事大国ロシアをうかがわせる底力を見て取れるという。経済も西側の完全な商品化社会と違い共同体的比較的豊かな環境がありプ−チン氏曰く西側制裁によるもロシア経済は堅調だといわせているところである。

NATOさえ戦後、軍備拡張は抑えてきているわけでウクライナが戦闘で大量に使う弾薬の補充に事欠く状態だという。

世界は多極化であり、ウクライナ戦争だけがすべてではないと第三世界は見ているわけであるが。プ−チン氏の仕掛けた軍事侵攻=西側からの決別という政治は世界の経済が食糧不足資源高という点で揺さぶられ、影響を受けている。逆流の有様である。

この政治はやはりウクライナで決着すべきものなのだろう。だからこそ欧米が支援の手を緩められないのだろう。プ−チン氏は露軍の国民動員を150万人に増やし第三次大祖国戦争と銘打つ意味がそこにあるのだろう。NATOの足並みはそろうのか米国の国内世論はどうなのかその推移に目が離せないところである。


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