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植田新日銀総裁に託されたもの
[政治]
2023年3月4日 19時17分の記事

四月に任期を迎える日銀新総裁を植田和男氏とする人事案が国会に提出された。

アベノミクスが日銀黒田総裁を支配下に置く形で異次元の金融緩和としてゼロ金利政策、大量の国債買い付け、ETF株式の日銀買い付けによる株高政策(愚策)を行わせた結果予期した2%の物価上昇はデフレ脱却もならず好景気を呼び込むこともなく、日本経済に由々しい停滞をもたらしてしまった。

悪しきアベノミクスにより失われた日銀の独自性と日本経済の復興はなるのか。

アベノミクスは日本円安により、差益で稼ぐというような姑息な、従って企業努力を削ぎ、現状維持に胡坐をかいてしまうもので、世界から大きく遅れる原因ともなった。アベノミクスの批判は避けては通れない課題である。

植田氏によれば37兆円に及ぶ日銀保有株式は解消に100年かかるといわれる。個人投資家に売るにしても投げ売りを防ぐための施策はただ一つ日本経済の発展が続くことのイメージを持たせながら売っていくといったことがもとめられるという。であるならばゼロ金利に慣れ切った(点滴経済とも称される)日本経済の牽引は、その政府の財政政策の手腕にいかに求められるかである。

市中金利が上がれば倒産が増えるという。利潤率と利子率の衝突すなわち恐慌と隣り合わせなのではないかという不安がよぎって仕方ないのである。

日本経済の底力、省エネ技術、半導体製作機械は他国にはできないという。確かにエネルギー転換、クラウドコンピューティングに後れを取ってと懸念はあるのだが筆者には回復力はあると信じたい。

日銀がその独自性を回復し経済正常化に向かうことを期待してやまない。

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