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活性酸素にも善玉酵素としての働きがある |
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2020年6月12日 17時54分の記事
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活性酸素は生まれつきの「悪玉酸素」にしか見えませんが、悪いことばかりするわけではありません。
「善玉酸素」として、私たちの健康を守ってくれている部分もあるのです。私たちの生活は、いわば細菌やウィルスに囲まれた生活です。目に見えない細菌やウィルスは、いつも私たちの身体のなかに侵入してきています。
そうした細菌やウィルスから、私たちの身体を守ってくれるものがあります。それが免疫なのですが、活性酸素は免疫で大きな役割を果たしているのです。
免疫を簡単にいえば、「身体を病気から守ってくれる働き」です。風邪やインフルエンザが治るのも、ガンにならないのも、この働きがあるからです。免疫には、いろいろな細胞が関係しています。
代表が白血球やリンパ球ですが、白血球の仲間に好中球があります。身体のなかに細菌やウィルスが侵入すると、好中球が真っ先に駆けつけます。そこで何をするかというと、活性酸素の一種である過酸化水素を使って細菌やウィルスを攻撃するのです。
ある酵素の作用で次亜塩素酸という毒性の強い物一質をつくり、敵に発射するのです。免疫では、マクロファージというアメーバのような細胞も活躍します。
このマクロファージは何でも自分のなかに取り込み、やはり活性酸素を吹きかけて殺します。どうですか、活性酸素は何も悪さをする「悪玉酸素」だけではないことが分かると思います。それ以外に、肝臓の解毒でも活性酸素は活用されています。
また、ある種のホルモンをつくるときも、活性酸素が大切な役割を果たしているとされています。こうした役に立つ働きはあるものの、やはり大量に発生すると健康に問題が起こります。老化を早める、悪い働きを演じてしまいます。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~wahuu/active-oxygen/index.html
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