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蝉丸無明剣(後編) (無料公開)
[【時代小説発掘】]
2012年9月9日 13時18分の記事



【時代小説発掘】
蝉丸無明剣(後編)
鮨廾賚


(時代小説発掘というコーナーができた経緯)


【梗概】: 
 琵琶法師明石覚一と再会した山中衛門四郎は、名を蝉丸と改める。覚一からかつての主人中条景長が負傷したと知らされ、故郷に帰ることとする。だが蝉丸は、負傷した元主人よりも、気になることがあった。一つは許嫁の結女のこと、そしてもう一つが中条流の奥義だった。帰郷した蝉丸は、景長に奥義の口伝を受けたいと申し出るが・・・・。


【プロフィール】:
鮨廾賚此昭和33年(1958)生まれ。平成22年(2010)第40回池内祥三文学奨励賞受賞。現在、新鷹会会員、大衆文学研究会会員、歴史研究会会員、歴史時代作家クラブ会員。


鮨廾賚困里海譴泙任虜酩福

秘太刀「一心の剣」
第一話はるいち−風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎−  
雲、流るる
猿御前
信綱敗れる 
あかね空
中条流平法 
沼田法
女忍び無情
帰心の風
「払暁の風」第一章 黒田の合戦
第二話 筑波ならひ−風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎−
蝉丸無明剣(前編)
「払暁の風」第二章 合縁奇縁
「払暁の風」第三章 暗転
「払暁の風」第四章 亀裂
「払暁の風」第五章 決意
終章 落涙
第三話いなさ ―風烈廻り昼夜廻り同心朽木重四郎―

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【時代小説発掘】
蝉丸無明剣(後編)
鮨廾賚



一 覚一との再会

「蝉丸を名乗りたいと思うのです」
「そうか」
「古の歌人の名を名乗ることは、それがしには不遜なことかもしれませぬ。さりながら、同じ盲目の身でありながら、歌と剣の違いはあれ、一筋に生きるということを、共にしたいと思うたのです」
「良きかな。そなたの志は、必ずや蝉丸どのに通じよう」
 師覚一は、山中衛門四郎の意を理解してくれた。
「師と別れて三年。それがしの剣は、誰に負けようものではありませぬ」
「よくそこまで突き詰めたものよ。苦しいこともあったであろう」
「お師匠・・・・」
 後は言葉にならなかった。
 三年の間の辛い修行の日々が蘇って、思わず喉元が熱くなったのである。
 暗い洞窟の中で、ただひたすらに蝙蝠を相手の修行であった。ときにその蝙蝠を食らって、命を長らえたこともあった。視力を失うのと引き替えに、他の五感がどんどん研ぎすまされていった。
 やがて、蝙蝠の飛来を正確に把握できるようになった。同時に五感を制御できるようになった。意思に応じて、感応を開閉できるようになった、といえば良いだろうか。視力を他の五感が補い、全く不自由を感じなくなっていたのである。
 剣もまた長剣を自在に操れるようになっていた。それこそ覚一の言った、突き詰めた結果であった。
 こうして再会し、剣の完成を報告できるのも、師の教えあればこそだったのである。
「じゃが、無駄な殺生は控えるが良い」
「はい」
 泪の引かぬ目で、師の言葉のする方を見つめて、素直に肯いた。
 思えば三年ぶりの再会である。
 師と弟子は、しばらく無言であった。
 柔らかな風が吹きすぎていく。さやさやと鳴る木の葉は、この時期が最も美しく鮮やかである。その情景を思い浮かべながら、蝉丸はしばし木の葉のそよぎに耳を傾けた。
「そなたは、確か三河国の生まれであったな」
「さ候。賀茂郡高橋荘で生まれ育ちました」
「中条景長どのは、そなたの主人ではないのか? 家人の中に山中姓があると聞いたが」「よくご存じでござりますな。それがしに剣を教えてくれた人でもありまする」
「やはり、そうか」
 覚一は一人合点する風があった。
「何か?」
「景長どのが負傷されたことは知っておるか?」
「負傷でござりますか」
「今は後醍醐の帝と足利の殿が互いに争う時代」
「さ候。無常の世でござりまする」
 蝉丸は何気なく言って、はっとするところがあった。
 覚一法師は、足利尊氏の縁戚と聞いている。諸国の武家に推戴される形で、尊氏は後醍醐帝に叛旗を翻したのだった。
「先年、矢作川で新田義貞どのの軍の奇襲を受けたときのことらしい。景長どのは尊氏どのを守って、新田方の矢を太股に受けたという」
 覚一の口調に変化はなかった。
 背に琵琶一つを持ち、諸国を流離う覚一の柿色の僧衣は、色は褪せて擦り切れている。今年三十七歳になるが、若くして播州書写山で修行した覚一は、すでにして老成の感があり、滅多に感情を表に出すことはなかった。
 自身もまた失明の危機にあるというが、そんな過酷な人生に向き合う姿勢に微塵の揺るぎもない。
 先年、というのは建武二年のことであろうか。中先代の乱を平らげて、後醍醐帝に叛旗を翻した足利尊氏が、京に向けて西上していたときのことであろう。足利と新田は、清和源氏の嫡流を争ってもいた。
「歩行がままならず、惣領を弟の秀長どのに託されたという」
「お師匠。なぜにそのような話を・・・・」
 するのか、と問おうとして言葉が切れた。
 元弘三年の出陣の折りに、参陣を願って赦されず、ばかりか縁を切られた身である。いまさら旧主の近況を聞いたとて、それが何になるであろうか。
 とはいえ、尊氏の身を守って負傷したとあれば、覚一としては心配するのもむべなるかな、という思いがよぎったからである。
「館で静かに身を養っていると聞いたが」
 しばしの沈黙があった。
「もはやどうでも良いことです。あのような非情な主人のことなど」
 堪りかねて、蝉丸が口を開いた。
 蝉丸としては、すでに縁を切った主人である。里に帰れば、父も兄弟も健在だが、同じく自ら縁を切った者たちである。
 ふと、蝉丸の脳裏に女性の顔が浮かんだ。結女というその女性は蝉丸の許嫁だったひとである。
(会いたい)
 そのひとだけにはもう一度会いたい、と胸に溢れるものがあった。
(今、どうしているであろうか。すでに縁づいてしまっただろうか)
 蝉丸の瞼には、六年前の丸く目鼻立ちの整った結女の面影が、くっきりと残っている。 別れて六年。ついぞ思い出したことなどなかったのだが、旧主の負傷を聞き、こうして結女のことばかりが思い出されるのはなぜだろうか。
 びん、びん、びいん、という琵琶の音が響き出す。

  ぎいおん しょううじゃあぁのぉ〜 かあねえのこえぇ〜
  (祗園精舎の鐘の声)
  しょぎょおぉ〜 むじょううのぉ〜 ひいびいきありいぃ〜
  (諸行無常の響きあり)
  
 覚一が平家物語の始まりを静かに、だが荘重に歌い始めた。

  娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす
  おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし
  たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ

 蝉丸はうっとりと聞いていたが、やがて胸が苦しくなってきた。
 結女への想いは、やがて父や亡き母、そして旧主景長へと流れていった。
 ――じゃん。
 突然、琵琶の音がやんだ。
「その非情な主が居てこそ、今のそなたがあるのではないのか? むろん、父や母が居てこそでもあるが」
 覚一の真っ当な言葉に蝉丸の胸が疼いた。
 縁を切られたとはいえ、幼い頃から蝉丸に手取、足取り中条流の剣の手ほどきをしてくれた人であった。筋が良い、と褒めてもくれた。父や母よりも、景長のその言葉が嬉しくて、さらに剣の修行を積んだものである。いっときの感情に激して、景長のもとを飛び出したが、それほど含むところがあるわけではない。景長も蝉丸の目のことを心配したればこそのことだったのである。
「それがしの誤りでありました。顔を見せるに何ほどの苦労がありましょう。会って、元気で無事に生きている姿を披露して参りましょう」
「それが良い」
 にっこりと笑って肯くと、覚一は再び琵琶を、じゃんとかき鳴らした。
 気のせいか、その音は明るい調子であった。
 五月の陽光は、二人にやさしく降り注いでいた。


二 蝉丸故郷へ帰る

 蝉丸が三河国へ入ったのは、七月に入ってからだった。
 師覚一には、あのように答えた蝉丸だったが、いざとなると、どうしても躊躇するものがあったのである。
 迷いに迷い、悩みに悩んで、それでも高橋庄へ帰ろうと思ったのは、里で待ってくれているであろう結女への未練が勝ったからだったろうか。
 いや、実はもう一つ気になることが生じたからである。
 蝉丸がまだ里で兵法の修行に励んでいる頃だった。
 ――中条流には、密かに受け継がれている口訣がある。
 という伝聞が記憶に蘇った。
 誰に聞いたのか、単なる噂話だったのか、はっきりとは思い出せない。
 口訣というからには、きっと奥義に違いあるまい。かつてなら知らず、今の自分であれば、景長に認めてもらえるのではないか。
 東海路の初秋は、まだ十分に夏の気配を残していた。
 日差しは灼けるように暑かった。
 陽炎が燃え立つように地からわき出ているのだろう。蝉しぐれとともに、それを身体で感じながら、蝉丸は高橋庄へ急いだ。
 果たして父は、兄は自分を迎え入れてくれるだろうか、という不安がないわけではない。主人の命を無視して、勝手に参陣したのである。
 そのうえ、赤坂城攻めのあまりのふがいなさに絶望し、そのまま陣を離れた蝉丸だった。
 父も兄も怒っているに違いない、という自己譴責の念は、ずっと心の底にある。小さいが悪質の腫れ物のように疼くこともあった。せめて母が生きていてくれたら、とも思うのだが、その母は早くにみまかっている。
 蝉丸のその思いは、杞憂に終わった。
 父も兄も、六年ぶりの蝉丸の帰郷を、暖かく迎え入れてくれた。
「目は全く見えなくなったのか?」
「苦労したようだの」
「まずは無事で何より」
 代わる代わるに掛けてくる言葉は、蝉丸の心に暖かく滲みいった。
「ご心配をおかけいたしました」
 蝉丸も素直に、この間の無沙汰を詫びた。赤坂の陣を抜けてからのことを話そうとする蝉丸に、
「積もる話は、夜、酒杯を傾けながらにしよう。まずは旅塵を流してこい」
 父の左衛門少典が命じた。
(歳をとったようだ)
 もはや蝉丸に父の顔は見えない。だが、声質にめっきり老いが混じったような気がする。毎日聞いていれば気づかないような変化であろうが、蝉丸は微妙な変化に気づいていた。洞穴で修行して以来、視覚を除いて、他の五感は常人に倍する鋭さを得ていた。
 雑仕女に身体を流してもらいながら、
「鈴木どのの結女はどうしているだろうか?」
 蝉丸が訊ねると、雑仕女はびくとして一瞬動きが止まったようだ。微妙な変化だが、蝉丸は鋭敏に感じた。
 雑仕女は蝉丸が居た頃から山中家に仕えている。結女が蝉丸の許嫁であったこと、蝉丸の出奔によって、自然に縁が切れたことも知っているはずである。
 すでに四十は越えているはずだが、動きが止まったということは、蝉丸にとって、良い消息ではないということだろう。
「どうした。結女とは昔の縁ゆえ気になるのだ。遠慮せずとも良い。消息を聞かせてくれ」
 蝉丸が促すと、意を決したのか、雑仕女はゆっくりと話し出した。
「結女さまはご領主さまのところにおられます。四郎さまが出奔されて、二年ほど経った頃でしたでしょうか・・・・」
 蝉丸はかつて里に居たとき、親しい者には、単に四郎と呼ばれていた。
「はて?」
 景長の北の方はすでにみまかっている。仕えるべき女性はいないはずだが、
「まさか・・・・」
 後添にということか、と問おうとすると、
「ご領主さまに望まれたと伺っております」
「なに!」
 さすがにその一言は蝉丸に大きな衝撃をもたらした。
「ご領主さまのお子たちは、まだ小さいと伺いました。そのお世話のためとか」
「バカな」
 蝉丸はだんだんと腹が立ってきた。
 結女は蝉丸の三つ下である。今年、二十三になるはずである。蝉丸が赤坂城攻めから抜けたのは、元弘三年のことで、今から六年前になる。その翌々年ということは、結女は十八ということになる。
 縁が切れて二年という歳月は、短いのだろうか、それとも長いのだろうか。蝉丸に判断はつかなかったが、長いということはないのではないか、と思ったとき、
「まさか、殿は・・・・?」
 蝉丸の脳裏にある疑惑がよぎった。
(結女を後添えに迎えるために、自分との縁を切ったのではないのか?)
 蝉丸の失明は避けられぬものだった。結女との縁は、蝉丸の目がそうと知れる前に、父と鈴木家の先代の惣領とで取り交わした約束である。
 その後、蝉丸の眼疾を知って、その縁をどうするかということが、話し合われたのは事実だった。蝉丸も真剣にそのことに思い悩んだものだった。
 蝉丸の脳裏に六年前のことが鮮やかによみがえる。
 それは赤坂城攻めの軍が発する夜のことだった。
「行ってしまうのですね」
「すまぬ」
 具足に身を固めて、蝉丸(否、そのときはまだ山中衛門四郎であった)は、里のはずれで結女と別れの言葉を交わしたのだった。
「やがて、そなたに負担をかけることとなる」
 失明は避けられない定めと覚悟を決めていた。それゆえ、武者らしい働きを求めて、という気持ちのはずだった。言い換えれば、武者らしい散華を心密かに覚悟していたことでもある。
 そのとき、無理を承知で赤坂城攻めへ参陣するということは、結女への未練を断ち切るためではないか、という思いが胸をかすめた。
 その胸の内を察したのだろうか。
「離れるのは嫌。私が四郎さまの目になります」
 結女は、ひしと四郎の目を見て、きっぱりと言った。
「・・・・!」
 結女の強い言葉を聞いて、四郎の方が驚いていた。二人は幼なじみである。許嫁は親同士の合意である。互いの気持ちの中には、憎からず思う気持ちがあるとうすうす察してはいたが、これほどはっきりと結女が気持ちを伝えてきたのは初めてのことだった。普段はおとなしく、控えめで、自分の感情は表に現さない女なのである。
「ありがたいが、叔父上の生涯は余りにも・・・・」
 そこまで言って四郎の言葉は途切れた。それは結女の気持ちをはっきりと否定することである。
「結女は多くを望みませぬ。四郎さまといっしょに暮らしていきとうございます。戦に行かなくとも、剣を鋤や鍬に変えて暮らせば良いではありませぬか」
 蝉丸の叔父は、室を迎えてすぐに失明した。その後の二人の苦労は、山中一族で知らぬものとてない。
「すまぬ」
 それ以上話すと未練が募る、と感じた四郎は、そのまま半ば強引に結女を振り切って、里を去ったのだった。
 自らの想いが吹っ切れていなかったのもしれない。結女は待っていてくれるのではないか、という淡い期待があったのかもしれない。
 それゆえ、結女が中条景長のもとに居ると知って、もしかして景長は結女を後添いに入れるために自分との縁を切ったのではないか、という思いに駆られてしまったのだった。(いかん・・・・。なんという浅ましいことを・・・・)
 それが余りにも身勝手な思いこみであることに気づいて、そんな自分が嫌になった。とはいいながらも、簡単には気持ちの整理がつかない蝉丸でもあった。
 雑仕女に手伝ってもらって、湯からあがり、着替えを済ませた。さっぱりとして父や兄と杯を交わしつつも蝉丸は、鬱々として楽しまないものがあった。
 その夜、父は饒舌であった。元服をすませたばかりの景長に従って、京都の検非違使庁に勤めていたのは、永仁三年のことである。今から四十一年前になる。すでに齢は七十に近いはずだが、矍鑠としてなお元気である。
「どうした? 湯を使ったら急に元気が無くなったな」
「いえ。そのような・・・・」
「はは。まあ良い。それより剣の方はどうした」
「何とか満足のいくものになりました」
「失明を乗り越えて、よくそこまで言い切れるようになったものよ。さぞかし、大殿も喜ぶであろうて」
「大殿?」
「おお、まだ言うておらなんだな。景長殿は弟の秀長殿に惣領を譲られたゆえ、大殿と呼ばれておるのよ」
「その大殿が喜んでくれましょうか」
 蝉丸は半信半疑である。
「無論ではないか。明日一番で大殿のもとを訪ねるが良い」
「結女が居ると聞きましたが」
「む! そなた、まだ結女に未練があるかや」
「いえ。このような身体では結女を幸せにすることなどとうてい叶わぬ夢」
「とは断定せぬが、結女もずいぶん悩んだと聞いた。たとえ明日会ったとしても、責めるでないぞ」
「はい」
 蝉丸はそう返事をするよりなかったが、心の内にはある割り切れなさが漂っていた。
 外は蛙の鳴き声が姦しかった。
 明日は雨になれ、と思わず願わずにはいられない蝉丸だった。


三 対決

 蝉丸の願いに反して、翌日は見事な快晴であった。
 じりじりと照りつける日差しに閉口しながらも、蝉丸が中条館を訪ねると、
「四郎どのではござらぬか」
 と、気さくに声をかけられて、思わず胸に熱いものがこみ上げてきた。
 蝉丸と名乗りは変えたが、侍烏帽子に直垂姿という装束まで変えたわけではない。夕べ父と兄のもとで真新しい物に取り替えたこともあり、知らぬ者が見れば、かつて四郎と呼ばれた山中衛門四郎そのままであったろう。
 たった一つの違いは、開いていても濁って明かりを失った両眼のみであった。だがその違いは、かつての衛門四郎と今の蝉丸との大きな違いでもある。
「殿に目通りしたいのだが」
「お待ちくだされ」
 門衛は直ちに取り次いでくれた。
 蝉丸が帰郷したことは、すでに知っていたのだろう。
「六年ぶりだのう」
 庭に控えた蝉丸は、景長から懐かしそうに声をかけられた。
 ところも同じである。六年前に口論したところであった。
 長い無沙汰の挨拶を述べようとする蝉丸よりも先に景長から声をかけてきたのである。 後から思えば、それは景長の気遣いであったかもしれない。だがそのときの蝉丸は、旧主のその情を素直に受け入れられなかった。
「それがしはもはや山中衛門四郎にあらず。蝉丸という一介の旅の兵法者にござりまする」
「蝉丸とな?」
 景長には、ぴんとくるものがあったのだろう。改まって訊ねてきた
「目の具合はどうか?」
「残念ながら・・・・」
「そうか」
 景長は肯いたようだった。続けて無念そうに言った。
「わしも足をやられてしもうた。歩くのもままならぬ」
 蝉丸は何と返して良いか、しばし戸惑った。
 下手な言葉は慰めにもならないだろう。それは失明した自らも同じであった。
 しばしの沈黙の後、
「お久しゅうござりまする」
 結女の澄んだ声が、突然聞こえたように思った。
 簀の子縁に座ったようだ。気配から景長の隣と思われる。
「結女どのか」
「はい」
 はっきりとした返事があった。
「この者は山中衛門四郎ではない。蝉丸という旅の兵法仁だという。そのように心得よ」 景長は結女に諭すように言って、
「縁とは不思議なものよ。衛門四郎という者が里を出て、二年ほど経っていたであろうか。わしが負傷してすぐのことだ」
 景長の言葉に、かっと熱いものがこみ上げてきた。見えぬ両眼の端がぴくと動いた。
「わたくしが望んだのでございます」
「む・・・・」
 まるで機先を制するような結女の言葉だった。
「四郎さまは里に戻らぬと思っておりました」
「ううむ・・・・」
 蝉丸の中で急激に冷めていくものがある。やはり結女は分かっていたのだ。赤坂の陣は散華の場であると心に決めた心の内を。
 蝉丸はその陣を己の意思で抜けてしまった。むろん蝉丸に言い分はあるが、結女から見れば不可解な、という思いはあるだろう。
「これからどうするのだ?」
 それは蝉丸の今後のことを心配した景長の衷心であったかもしれない。
 だが、結女の言葉で冷めていたものが、景長のその言葉を聞いて、むくむくともたげてきたのである。まるで蛇が鎌首をもたげるように。
「それがしに中条流の奥義をお授けくだされ」
 挑むような言い方になった。
「なに!」
「中条流には口訣なるものがあると聞いたことがござりまする。口訣とはすなわち秘伝、それこそ奥義と呼ぶべきものと心得まする」
「奥義とは中条流を極めたもののみに許される者。そなた盲た身体で極めたと言うか」
「さ候。少なくとも殿と立ち会っても遅れをとらぬかと」
「ぬ! 増上慢な」
「光は失いましたなれど、剣の動きは我が五体が心得て候」
「鈴木太郎七を呼べ」
 景長が怒鳴った。
「ここに」
 鈴木太郎七の声が聞こえた。近くに控えた気配がする。
「こやつは儂が立ち会えぬと知って愚弄しているのだ。懲らしめてやれ。盲目の身で剣を遣えると思うか」
「心得ました」
 太郎七の返事である。
「四郎。太郎七はそなたが去って後、めきめきと腕を上げた。いまや我が門弟中随一の腕前といってよい。そなたが太郎七に勝ったなら口訣を伝授しよう」
「真でござりまするか」
「偽りは言わぬ」
「承知」
 景長の言葉が終わらぬうちに、蝉丸はすっくと立ち上がった。背に負った太刀の柄に右手がかかっている。
「太刀でよろしいか」
 太郎七も立ち上がった。
「異存なし」
 辺りに控えていた郎従が散る気配がする。
「兄上!」
 それは結女の太郎七を気遣う声だった。二人は兄妹である。
「真剣の勝負では生死に・・・・」
「かまわぬ。太郎七、存分に懲らしめてやれ」
 結女を制するような景長の声だった。
「約束は守っていただきまするぞ」
 そう言って蝉丸は、背の太刀をすらりと抜いて、右下段に身構えた。刀身だけでも三尺はあろうかという長剣である。
 上背があるだけに、五重塔のようなたたずまいだった。
 対して太郎七は、中段に構えて気の満ちるのを待っている。
 太郎七は蝉丸の二つ上である。浅黄色の直垂に袴姿だった。裸足だが、むろん蝉丸には見えない。
 結女と結ばれていれば、義兄と呼ぶべきはずだった人である。
 ふと悲しみの情が動いたとき、
「たあっ」
 裂帛の気合いとともに、太郎七が打ち込んできた。
 小さな隙を見逃さぬさすがの腕だった。
 蝉丸の太刀は、太郎七の太刀の動きに敏感に反応する。それは身体の方も同じである。太刀の気に反応するといえば良いのだろうか。身一寸のすれすれのところでかわし、蝉丸の太刀が、太郎七の太刀に感応するかのように、その太刀を巻き上げていた。
「兄上!」
 悲鳴に近い結女の声があがった。
 その声に応じるかのように、蝉丸の長剣が、太郎七の首筋のところでぴたりと止まる。「まいった」
 一瞬の内に太刀を飛ばされ、太郎七は地に這い蹲っていた。
 太郎七にとって全くの完敗であったろう。
「おお!」
 見物していた郎従たちの驚きの声が上がった。

 

四 斎戒沐浴

「見事だ」
 景長はぽつりと言った。
 抑揚のない声だったが、続いて出た言葉は、がらりと変わって感極まったような声音だった。
「失明という危機を乗り越えて、よくぞそこまで精進したものよ」
「殿!」
 太刀を引いて、蝉丸はその場にひざまづいた。
「里を出て後、新たな師を得てござります。その師の教えで、我が剣は長足の進歩を遂げました。それゆえ名も〈蝉丸〉と改めましてござります」
「平安の世にそのような名の盲目の歌人がいたとか」
「さ候」
 蝉丸はそれ以上の言を控えた。すでに蝉丸という名乗りについては話してある。
 景長もそれ以上は踏み込まなかった。
「約束じゃ。口訣を授けよう。身を浄めて主殿にあがるが良い。結女よ手伝ってやれ」
「はい」
 景長の命に肯くと、こちらへ、と結女が蝉丸を促した。
 斎戒沐浴の支度はすぐに整えられた。
 結女の細々とした手配と指示で、ほとんど不自由を感じることなく蝉丸は、支度を終えた。
 新しい直垂と袴は、結女の用意してくれたものである。父と兄が用意してくれたものと替えるには躊躇いがあったが、黙って結女の進めに従った。
 真っ白なそれに着替えながら、
「結女どの。そなた幸せかな」
 それは蝉丸の未練だったかもしれない。
 つい、聞かずともよい疑問が口をついて出た。仮に蝉丸と結ばれていても、果たして結女を幸せにできただろうか。
 結女の返事は即座に返ってきた。
「わたくしは自ら望んで殿のお側にあがりました」
 言われるまでもない、という感じであった。
「殿が戦で足を負傷し、満足に歩けぬと知ったからではありませぬ」
「む・・・・」
 同情からではない、ということであろう。結女の言葉には力がこもっていた。
 歳をとったとはいえ、結女ほどの器量があれば、他家から多く望まれたであろうに、と蝉丸は思った。なぜ景長殿に、と問おうとしたとき、結女が話を変えた。
「わたくしは山中衛門四郎さまのお帰りを待つつもりでございました」
 蝉丸の脳裏に結女と分かれた、あのときのことが鮮やかに思い返された。確かに結女は待つと言ってくれたのだった。
「始めは武者としての死に場所を求められたのでは、と思ったのです。ですが、陣を抜け、その後の衛門四郎さまの消息は不明のままでした」
「すまぬ」
 あのときは、再び高橋庄へは帰らぬと決めていたのだった。
(やはり帰ってくるべきではなかったか)
 苦いものがこみ上げてきた。
「良いのです。わたくしも帰ってこられるとは思ってもおりませんでした」
 その後、降るような縁談の話があったという。
「嫁に行かねばならぬは、武者の家に生まれた女のならい」
「・・・・」
「京都の貴族の家に生まれた女であれば、殿御の文を待ち、女の側が選ぶこともありましょう。さりながら、武者の家は父の意向が全てでござります」
 公家と違い、武家に生まれた女に、選択肢はほとんどない。惣領制とはそういうものなのである。
「四郎さま。いえ、今は蝉丸さま。殿はわたくしの貴男さまへの想いを知って、それでも良いと言ってくださったのです」
 そこまで言って、結女は白小袖の袖を目にあてた。
「そなた。まさか・・・・」
 はっとして蝉丸は、そこに思い至ったとき、胸を突かれるような痛みがこみ上げてきた。
「そのとおりでございます。臥所を供にした夜は一度もござりませぬ」
「なんと・・・・」
 蝉丸は後ろから木太刀で勢いよく殴られた感じであった。
 結女の手も止まり、さめざめと泣いている。
 小さく波を打っているかも知れない結女の肩の辺りを探るようにして蝉丸は、
「もし、それがしといっしょにここを出ようと言ったら、そなた何とする」
 このまま結女を連れて逃げ出したい衝動に駆られていた。
 もはや中条流の口訣などはどうでも良い。
 結女の肩にはなかなか触れ得ない。まさか避けているはずはないが、と思いながら、己の失明に歯噛みしつつ、
「結女・・・・」
 蝉丸は返事のない結女にも苛立っていた。
 ややあって、
「なぜ、出ようと言うてくださりませぬ。いえ、なぜにこのまま出てくださりませぬ」
「む・・・・」
「何故にわたくしの言葉を求められまする」
 袖を離して顔を上げた結女の目に涙はなかった。だが、蝉丸には見えない。
「蝉丸さまは剣にのみ生きられるお方。わたくしを必要としてはおられませぬ。許嫁であったのは、遠い昔の物語でござります。わたくしはその物語を夢に抱いて、殿のお側に寄り添って参りまする」
 きっぱりとした言葉であった。
 蝉丸は己の卑小さと、男の我が儘を痛感していた。
(女にはこのような生き方もあるのか)
 親同士が決めた許嫁の間柄とはいいながら、幼なじみの二人に恋心があったのは事実である。自分は結女を愛し、結女もまた自分を愛してくれた、という確信は変わらない。だが、眼疾を病み、光を失うことへの恐怖を知った自分は、その心の弱さゆえに真っ直ぐな結女の気持ちを受け入れられなかったのである。宙に浮いたように思えた女の真っ直ぐな気持ちは、蝉丸が失明の恐怖を克服したとき、収まるべきところを得ていたのである。それを壊すことへの虞が、蝉丸をして再び同じ過ちを犯す結果となった。
 後悔しても時は後には戻らない。それに、と蝉丸は思った。
(結女の動作や顔色を窺うすべを失った自分は、言霊に頼らなければ、結女の本心は分からない)
 やはり二人は遠く隔たってしまった、という実感だけが残った。
 毎日を研ぎすまされた五感を開いて過ごすことは、蝉丸にとって耐えられないことである。
「すまなかった」
 蝉丸は一言だけ詫びを述べて、
「景長さまの元へ案内してくれ」
 気持ちを切り替えると、口調を改めて命じた。


五 中条流口訣

 主殿の奥で、景長は高麗縁の畳に着して待っていた。
 調度の類は片付けられて、がらんとした部屋には何もない。蝉丸には見えないが、案内されて座についたとき、藺草の匂いとかすかな空気の流れで、それと想像できただけだった。
 蝉丸が結女と二人で入ってきたとき、景長の表情が曇ったのだが、むろん蝉丸が気づくはずはなかった。
 結女は表情を変えることなく、当然のように部屋を出た。後には蝉丸と景長の二人だけが残った。
 景長は諦めたように表情を改めると、
「足を悪くしているゆえ、行儀の悪いのは堪えてくれ」
 と言った。
 端座できずに、右足を投げ出していることへの詫びだが、蝉丸に、というよりも中条家の先祖に対しての言葉だと受け取った。
「これより中条流口訣を伝授いたす。謹んで聞け」
 景長は厳かに宣した。
 蝉丸が深々と頭を下げる。
「本来なれば、伝授すべき太刀の名と型、心得を申し述べるべきだが、わしもそなたも身体が十分ではない。それに」
 景長はそこでいったん言葉を切って、
「そなたに太刀の名、型は不要かもしれぬ。すでに己の型を得ているゆえにな。さりながら、まず免九箇条は覚えておくが良い」
 そう言って景長は、相伝三つ、前、奥合わせて三十八の大事、その他六つの大事について、重々しく伝授した。
 蝉丸は畏まって、その全てを記憶した。
「最後に〈留の平法〉の本伝を口訣いたす。心して聞くがよい」
 景長はこれこそが大事とばかりに、ひときわ口調が改まった。
 ――留ノ平法トハ、平ノ字タヒラカ、又ハヒトシト読ミテ、無相剣ニ通ずる也。此心、何ト云フ事ナレバ、平カニ一生事ナキヲ以テ第一トスル也。
「・・・・?」
 蝉丸は景長が厳かに宣した〈留の平法〉の言葉がよく理解できなかった。
「恐れながら、今一度お願い奉りまする」
 二度聞き直し、やっと〈兵法〉ではなく〈平法〉だと知った。その要諦は〈無相剣〉に通ずるという。
「一天に両帝を抱いて相争うこの世に、我が中条流の口訣がどのように役に立つか、それはそなた次第である。だが、口訣のことは、そなた一代と心得よ。いっさい他言無用」
 最後のところは特に強く命じて、景長は口訣の儀式を終えた。
(いまのが口訣なのか?)
 畏まって礼を述べた蝉丸だったが、その動揺は隠せなかった。
 その気持ちを察したのか、
「蝉丸とやら。かつてそれがしには、山中衛門四郎という郎党にして、筋の良い弟子がいた。ゆえあってその弟子とは縁が切れ、新たに蝉丸という遣い手との縁ができた。だが、そなたがさきほど鈴木太郎七と見えた剣は、中条流の剣ではない。蝉丸の剣と心得る」
「蝉丸の剣?」
「いかにも。約束ゆえ中条流の口訣は授けたが、中条流の名乗りは遠慮してもらおう。良いか」
 景長の真意は蝉丸にも理解できた。
「承知仕りました」
 蝉丸は再び深々と頭を下げた。
 口訣の儀式を終え、部屋を出て行こうとする蝉丸に、
「蝉丸とやら。山中衛門四郎という牢人に会うことがあったら伝えてくれ。結女は大切に預かっていると」
 それは淡々とした口調であった。
 はっとして、蝉丸は振り向いた。見えぬ目にかつての旧主の慈愛に満ちた顔が一瞬見えたように思えた。
(殿は全てを心得て結女を斎戒沐浴の介添えにつけてくれたのだ)
 景長とて口訣の儀式においては、斎戒沐浴が必要だったはずである。内室である結女は、本来景長の介添えをすべきだったのだ。
「山中衛門四郎どのに会うことがありまたしら、左様お伝えしましょう」
 蝉丸は深々と頭を下げて部屋を出た。
 そのまま蝉丸は高橋庄を去った。父や兄とも会わず、むろん結女と別れの言葉を交わすこともなく。
 蝉丸に中条流の名乗りは赦されない。とはいえ、その要諦を言葉だけに終わらせてはならない。中条流の奥義が〈平法〉といい〈無相剣〉に通じると知ったいま、自らの求める道に名付けが必要であった。蝉丸流の剣の名ということである。
 無相とは、形や有様のないことをいう。本来は仏教用語である。形や有様の無い剣とはどういうものだろうか。もしかしたら、太刀の型やその名さえも無いということであろうか。
 蝉丸は新たな決意を持って歩き始めている。さし当たってどこに行くという当てはないが、足取りは軽やかであった。
 相変わらず東海路の残暑は厳しい。だが、空は少しばかり高くなって、澄んだ青色が感じられる蝉丸であった。
(了)

(注)中条流平法口訣は、「兵法秘伝考」(戸部新十郎)に拠りました。






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