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中国不動産バブルのリスクに注意 |
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2014年6月2日 21時12分の記事
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中国の不動産バブルが、厳しい状況だ。中国の不動産市場をめぐっては、これまでも、崩壊が何度も指摘されながらも、日本のバブル崩壊のようにならず、これまで推移してきた。ところが、今回は、どうやら本物のような雲行きである。というのは、中国本土の・・・(無料記事)
中国の不動産バブルが、厳しい状況だ。中国の不動産市場をめぐっては、これまでも、崩壊が何度も指摘されながらも、日本のバブル崩壊のようにならず、これまで推移してきた。ところが、今回は、どうやら本物のような雲行きである。 というのは、中国本土の投資家が、香港に所有する不動産、これが投げ売り状態となっているためだ。
日本のバブル崩壊のときを思い出していただくとわかりやすいが、不動産は、いい時は、いいのだが、最大の弱点は、換金性にある。つまり、あすから暴落しそうだ、ということがわかっても、簡単に売り抜けることが難しい。手続きもあるし、買い手を探す時間も必要だ。このため、十分余裕があって、保有し続ける場合は、問題ないのだが、換金に追われると、暴落に巻き込まれることになる。
香港の状況は、その前夜のようであり、投資家は、相場の2割引きでも、とか、とにかく換金を急いでいるという。こうした投資家は、不動産のことがよくわかっているプロである。つまり、2割引きでも、早く売却した方が、得策だと判断しているのである。これが、かつての1990年代の日本の機関投資家のような動きであると、暴落の底まで、引きずりこまれることになり、致命傷となりかねない。
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