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ECB(欧州中央銀行)、6月5日に金融緩和発表
 
2014年6月3日 19時24分の記事

ECB(欧州中央銀行)は、6月5日に、金融緩和策を発表する見通しで、その後、ドラギ総裁が記者会見を行う予定。
今回の焦点は、ECBがマイナス金利に踏み込むかどうか。マイナス金利の研究は行っているものの、実際に導入したことはないため、そこまで本当にできるのかどうか、という感じとなっている。(無料記事)


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ECB(欧州中央銀行)は、6月5日に、金融緩和策を発表する見通しで、その後、ドラギ総裁が記者会見を行う予定。

今回の焦点は、ECBがマイナス金利に踏み込むかどうか。マイナス金利の研究は行っているものの、実際に導入したことはないため、そこまで本当にできるのかどうか、という感じとなっている。

もし、マイナス金利を発表すれば、市場へのインパクトは、日本の量的緩和の比ではなく、極めて緩和効果の高いものとなる。
一方、逆に、ECBがマイナス金利に踏み込まなければ、市場の失望を買う可能性も。すでに、ECB関係者の発言が相次いで、これまでに、かなりユーロは下落し、相当織り込んでいるので、実際の発表内容が、それほどでなければ、織り込み済みのユーロ買いという、逆回転が起きることもあり得る。こういう観点があるので、ECBが、どこまで踏み込むのか、よく見極めたいところだ。

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