青春の忘れもの | |
[詩] | |
2022年1月4日 17時57分の記事 | |
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自由に空を飛ぶ鳥のように、 心の翼を広げて。 この震える手のひらは、 何を手にし何を失うだろう。 あの日言えなかった言葉たちが、 胸の奥から溢れ出してくる。 世界を自分の手で創れ。 誰かが作った宗教や戦争や学校なんて、なんの意味もないよ。 自分の世界は、自分の手で創るしかないだろ。 成功者が妬ましいのだろう、人生の勝利者になりたくて、 敗北者の自分を勇気づける。 一度きりの一等賞を当てるために、貧乏くじを引き続ける人生。 闇の中を手探りで、喜びを探せ。 幸せの代価を支払う。 世界って不公平だな。 有り余る富もあれば、目を疑う貧しさもある。 カネも名誉も何もない自分だけど、 この想いは誰にも負けない。 自由に駆け抜ける日々が青春なら、 いつまでも終わらない青春だってあるさ。 辛いほど、困難なほど、 気持ちは熱く燃えるもの。 簡単に叶わない夢だからこそ、 面白いんだよ。 散々傷つきうろたえて、困って悩んで、答えを見つけてゆく。 どん底の絶望の中でさえ、僅かな希望を求める。 真実が見えないからこそ、人生を賭けて探すんだよ。 別れ際に見せた淋しい笑顔は、何が言いたかったの。 誰の目にもとまらない日陰に咲く花は、 いつの日か満開になる。 咲き誇れその誇り高き夢のために。
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