さまよう惑星 | |
[詩] | |
2022年4月17日 0時54分の記事 | |
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はにかんだ顔で笑うキューティクル。 目と鼻の先にいるのに、君の心が見えない。 わがままに愛を貫けない辛さは、誰にも気づかれない。 明日この世の全てに裏切られても、恋を選ぶんだ。 常識を叩き込まれて石頭のガチガチになっても、忘れていた翼を取り戻すよ。 放課後の教師が教える友情ってやつがはんかくさくて。 腐ってふざけていたら、チャリで反則切符を切られた。 空手を習う女性に襲い掛かる強姦魔。 愛のスタンガンでお仕置きよ! 痴漢の冤罪で一生を棒に振るサラリーマン。 おさるの電車に無賃乗車。 乾いた心をコーラで潤してハイ状態の頭、 指パッチンしても鳴らない指。 夢のつづきは君と見るから、パンツの色教えて。 学校で絶対教えてくれない、幸せになる方法。 真っ白なノートは僕の心みたいで。 なんにもないのは、自分色で塗りつぶす楽しみ。 虹色の色鉛筆は、桃色がいつも切れてる。 君が音楽室で弾いていたピアノの音色。 甘いシャンプーの香り、くっさい身体が恥ずかしくて。 理想は語れない、正義なんて身勝手なものも。 答えは何でもいいんだよ、 どんぶり勘定の世界で生きているから。 投票用紙は白紙で出すよ。 長距離走者の孤独、自分と戦う日のために。
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