うさぎのしっぽ | |
[詩] | |
2022年4月17日 13時58分の記事 | |
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満月の夜は天体観測できないよ。 素直過ぎて誤解されてもいいのさ。 綺麗ごとで愛されるよりも、本当の告白で裁かれたいから。 吐息が弾む、悲しみを悟られないように。 想いが届くのなら、この世の全ての夢を。 嘘つきたちと居るくらいなら、ひとりでお茶するよ。 運命のメニューに未来の花嫁。 全ては導かれる、回る歯車のように。 暑い日差しに喉が渇く、冷たいビールが恋しくて。 窓の外では焼き芋売りの拡声器。 月を見るたび何かを感じるのは前世の記憶なのかな。 産まれ変わっても一緒になろうねって約束したのに。 月のうさぎが餅ついて踊ってるよ。 君が弾くピアノは猫ふんじゃった。 コンビニの肉まんが好物で、嫌いなものはニンジン。 人の心を支配するものは何、お金なの愛情なの。 どっちも必要だよと君は言う。 どっちが欠けても幸せには成れない。 この世界はカタチあるもの、なんの為に肉体はあるの。 欲望は決してネガティブなだけじゃなく、生きる為に必要なスパイス。 カネが欲しいよ、愛情が欲しいよ。 信じるものがあれば怖いものなんてないから。 思いっきり泣いて心に栄養を与えたら、さあ歩き出そう。 うさぎの赤い眼と耳としっぽがものを言う。 ふかふかのモフモフは無敵の武器なんだぞって。 肉球に踏まれて窒息死、葬式には神輿を出してね。 アホが運営する世界は、やっぱりアホの泣き笑い。
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