花占い | |
[詩] | |
2022年6月17日 21時21分の記事 | |
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私の心を塗り替えたあの人が忘れられない。 悔しかった心が、惨めな心が、 くだらないこの瞬間にどうでもよくなる。 疲弊してゆく世界で何が正しいかなんて、 正義なんてどうでもいいことなのに。 それでも人は先を急ぎ争う。 気取ってカッコつけて見せても、誰も誉めちゃくれないから。 野の花を摘んで花占いするイケナイおじさんも、 飾らない涙を流している。 いつかこだわりが雪解けの春を迎えたら。 当然のように報酬を求める常識に、いつものお冷でいいよと言う。 汚れた心も美しい心も見えるのなら、誰にも利用されず騙されないのに。 人を見下す脳内流しソーメンは相手にしない、 目覚めてゆく宿命に邪魔は出来ない。 誰でもいいよ、あなたでなくちゃイヤだから。 空が叫んでいる、聴こえることのない切ない願いを。 ふかふかのベッドで永遠の愛を夢見よう、 こんなにも困難と問題だらけの世界で。
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