限りなく塗り替える心 | |
[詩] | |
2022年6月22日 23時48分の記事 | |
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同じ空を見つめている二人は、 もう別れる。 心が払拭されてゆく。 今ここにあるものすべてを否定されても、 俺にはこれしかない。 腐った世界に生きて、 心を彩り躍らせる、ときめきってやつ。 クソみたいな人間がどんなに常識を振りかざしても、 心は染まりはしない。 あなたの自分だけの絵の具で、 自由自在に塗り替えてほしい。 心に深い爪を立てて、掻きむしった傷。 こんな想いのままじゃ救われない。 もっと知性を尖らせて、透過させる心。 悲しみに勝とうとするから負けてしまう。 さよなら愛しい人。 最後だと分かっているのに唇が離れない。 誰にも邪魔できない永遠の愛が、 音を立てて崩れてゆく。
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