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2021年7月11日 21時56分
魂の値段
 
せっかくこの世に産まれてきたのだから。

人生を無駄にしてはいけない。

自分を大切にして、同じくらいに誰かを大切にできたなら。

生きるとは、輝きだと知るだろう。

無駄な人なんて、必要のない人なんていないよ。

優生学なんて、未熟な子供の病気だから。

栄光を夢見て、情熱を焦がして、孤独の中で生きるには。

誰かに居てほしい、誰かに甘えたいと、心の底から思う。

たわむれることを、群れることを嫌う生き方は。

孤高の異端者。

惑星の風に吹かれて、惑星の上に立って。

いつまでも夢を見ていよう。

あなたが産まれたとき、世界は希望でいっぱいだった。

子守唄を聴いて眠ったあの夜は。

誰だって天使だったのに。

大人の階段を上るには、人生は試練を与えすぎるけれど。

運命に翻弄されて、もみくちゃにされて。

どさくさに紛れて殺されるわけにはゆかない。

ゴ〇〇リ並みの生命力で、生きていることを忌み嫌われても。

バカにされて見くだされて、あざ笑われても。

どんなに辛い日々でも、苦しい汗でも。

諦めないこころを捨てないで。

泣き濡れた夜を忘れるような、あなたの無邪気な笑顔が眩しいから。

あなたと一緒に何かをしたい。

人間はひとりじゃ寂しすぎるから。

夕暮れの放課後に、校舎という学び舎に守られて。

オレンジ色の空と伸びてきた影に何かを感じた。

どんなことがあっても、あきらめない、へこたれない。

不屈のエネルギーが世界を変えるから。

カタチある世界で、カタチのないものを守ってゆこう。

魂の値段。

マッチ売りの少女のマッチを買い占めるほどの、カネが欲しい。
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2021年7月11日 20時24分
心は濡れているか
心は濡れているか。

誇りを胸に抱いているか。

決して自分に恥じることがないか。

もしもこの世界が、幸せで、何も問題のない世界なら。

罪を背負う我らが産まれてくる理由はない。

どんなに貧しくても、心は豊かなのだろう。

ものの金持ちが、心の金持ちを支配している。

汚れなき心に、愛の花束を。

勇気と愛が、この世界を変えるのなら。

愚かな醜い争いだって止められるだろう。

今が未来というのなら。

明日を夢見た、昨日の憧れが。

幻の中で、残像の中で儚く揺れている。

傘もささずに雨に濡れている。

激しい雨の中で、したたる涙の雫は見えない。

世界が行く先を見失っている。

あんなに輝いていた道標は、もう見えない。

今も惑星には、知性と叡智が必要なのに。

夜の暗闇に寂しく光る街燈。

はるか遠くから呼んでいる。

声をあげられない、心の叫びが。

激しく胸をかきむしる。

困難なほど、心は熱く燃え上がる。

大切に温めて、守ってゆこう。

大丈夫、勇気がすべてを変えてくれるさ。

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2021年7月11日 19時48分
失恋したのか
 
今回の恋が何回目か、もうわかんないけど。

また失恋したみたい。

彼女に捨てられた。

遠距離恋愛だったし、俺は彼女の魅力をまだ知りもしなかったから。

やっぱ失恋したんだなあって。

時間がたつと実感してくる。

でもまだ未練があるよ、女々しい男だと思うけど。

一度でも好きになった感情は、簡単には割り切れない。

今でも好きだよ。

酒でも飲んで忘れてしまおう。

でも今日は週末で、小遣いがないから、酒も買えない。

水道水かお茶でも飲んで、忘れてしまおう。

水で酔っぱらってしまおう。

ああ、悲しいなあ・・・

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2021年7月10日 20時56分
宇宙人タイタンの手記(コードLP第2章8話)
 
シュィン・・・

「・・・・」

私の住所の近くに彼の住処があって助かる。
仕事用に購入したマイエアカーで向かう、エアプレーンじゃないの?
ついでにカネ出してエア運転免許も取得したけど。
お得なパックで化石カー種も取った。
だけど化石カーの売値が高すぎて・・・安いエアカー大衆車を購入。
マニュアル操縦に優れているハイグレード選択。
でも何かこれ。管理エーアイがうるさくて運転に集中出来ない。
だっていちいち私の運転のケチつけるのよこの管理エーアイは。
もっと大人しいお嬢様タイプの「ナデシコ桜」チップを買うつもり。
えとね、現代ではエアカーは化石以外は、免許が無くても乗れるの。
金さえ払えば車体登録と保険と税金だけで走れる。
走ってなくて浮かんでるし、座ってるだけ。運転させてくれない。
宇宙人が信用されなくなったの。機械の方が真面目という理由。
だから自分で運転したければ教習所で運転免許を取るのね。
それでも管理エーアイ搭載義務のエアカーは制限が大きい。
化石カーは高額で免許所得も難しいから、私ら運転マニアには高嶺の花。

「ノリミィさん」

「なんですか」

「そこのコーナーはもっと手前で減速するべきです」

「もう曲がったんだからいいでしょ」
「いまギアをマニュアルに変更しますから」
「それとあなたの音声を蚊の鳴くような音量に変えます」

「ノリミィさん」

「なんですか」

「それは不可能です」

「・・・・」


そうこうしているうち目的地のあたりに来たわ。
ホントにこのエーアイはムカつくんだから。


区画整理が行き届いた27番街。住宅が並ぶ新興住宅タウン。
白い色のハウスが立ち並ぶ。道路も白いけど地面は見ないからね。
空が黄色い、砂塵なの?
夕焼けが黄色いのね。公道に砂が混じっている。
化石カーならすっ飛ぶわね。道路管理会社に報告する義務がある
な。

「アマンダさん」
「道路管理会社にここの公道の現状を報告命令」
「直ぐにやりなさい」

「分かりました」

「ここだ」
「ナビさんの言うとおり」

駐車スペースがないから、アマンダに遠くの有料Pへ行かせる。
脳波で呼べば来るなんて、ど〜なってんの?

昼なのに、いや夕刻でも無人だ。ゴーストタウン?

・・・庭に女が居る。若い女が楽しそうに化石ホウキで庭掃除。てか歌ってるし踊ってないか?
主婦なのか家政婦なのか、ど〜みても雇われてるな。
エプロンが地味すぎるし。

玄関の外から話し掛ける。インターホンもチャイムもない。
鍵くらいつけてないのか?
鉄の扉が風で揺れているが、こっちに気がつかないのかこの女は?

「あのう・・・お電話したノリミィ・タイタンですが」

「ルンルンルン♪」

「あのう・・・」
「ミタラシ教授の御宅ですよね」

「は!」
「はいはい、伺っておりますよ」
「ささ、ど〜ぞ中へおいでなすって」

「ぷっ!」

「私は産まれも育ってはいませんがここのマザーベース産まれの」
「ロボメイドですのよ」
「あ、タイちゃんの仕事は教授のインタビューでしたね」

「た、タイちゃん?」

ハウス内へ案内される間にこの女はマシンガンのように喋る。
後ろに目があるのか?私の仕草を観て探偵気分で推理をしだした。

「タイ様は運転歴が永いようですね、周囲の確認を怠ってません」

「タイ様?」

「ご乗車くださいました愛車はいずこへ?」

「ぷぷっ!」

ガチャ・・キュゥ

「ミタラシ教授、のりちゃんが来ました」
「例のセクシィジャーナリストですわよ!」
「うひひひ!」
「噂通りの男を狂わせる能力者ですわ、餌食にならないでね」

こ、この女、ネジが緩みすぎてるぞ。
擬人にもこんな重力を無視した女が居るのか・・・

「お待ちしてました、ミス・タイタン」
「メイドの非常識な発言をお許し下さい」

「いえ、面白いご婦人です」

「溜まってるんですよ」

「はへ?」

「活躍したいんですよ、彼女も」
「そのために造られたんですから」

「教授、聞いてますわよ」

「いいんですよ、ウリュさん」
「私と夫婦生活するよりも宇宙英雄たちと駆けて来なさい」

ミタラシ教授は白い白衣を着てるが、この女も白いエプロン。
は、裸に?
いや、ホットパンツにブラ・・・ぶらじゃあ!?

「あの、そのピンクのブラは水着ですか?」

「ありゃ・・・ごめんなさい」「着替えてきます!」

バビュン!

「・・・・・」

「ははは」「許してやってください」
「あ〜いう娘なんですよ」

「お察しします」


私はやっと仕事ができた。彼の持論の学説を黙って聴き続ける。
擬人の謎の部分をかなり聴くことが出来た。
秘密になってる部分が多すぎるのだ。
当然、守秘義務。関係者が秘密にするには訳があって、まだ安全でないから。邪な存在が狙っている。
人を守るために製造される擬人は、闇側から見れば脅威。
前回の大規模な反攻作戦で、闇の隠れていた勢力が一転して攻勢に転じた。
踏んでいたのだ、このタイミングを。

「わかりますかミス・タイタン」
「宇宙人にとって擬人は良きパートナーなんです」
「その中でも優秀なLPシリーズは、歴史の中で我々生命体に貢献してきました」

「はい、認知されています」

「例えば、宇宙人の魂にあたるクリスタルソウルは」
「その存在は知られていますが、どんなものか殆どが秘密です」
「当人の擬人たちも知りません」

「そ〜なんですか」

「いえ、記憶が封印されているんですよ」

「何ですそれは」

「人間と同じです」
「知っているのに思い出せないんですよ」
「それが平等であるからです」

「・・・・・」
「自宅へ帰って報告記事を書くのが楽しみです」
「ミタラシ教授」


約2時間ほどインタビューに費やした後、帰った。

別れの挨拶。
ミタラシ家の玄関で立ち話。教授は居なくてあの女と。

「お世話になりました」

「これはブラじゃないよね」

「ええ、そ〜ですね」
「ノーブラで白いTシャツの方がいやらしいですよ?ウリュさん」

「!」
「乳首がわかるの?」「エスパー?」

「では」

「ちょびっとお待ちになって学術マニアのお嬢さん」

「ぷっ!」

「また宇宙の戦地で会えますね、コンバットカメラマン」

「きゃはははは!」
「なに?あなたもあの作戦で傭兵するの?」

「ええ、そ〜です」
「のりちゃんが好きなステンレスお姉さまの部下ですよ!」

「あはははは!」


出会いとは面白いもの、自分から行動しなければ点と点は線で繋がらない。
弾かれ惹かれあう魂は、面白い宇宙の魔法みたいだ。

帰りのエアカードライビングも、アマンダとコンバット。


「アマンダさん」

「はい」

「最近痩せたわね」

「・・・・」
「ノリミィさん」

「はい」

「エーアイにもイヤミは理解できます」

「はい」


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2021年7月10日 19時27分
人間水族館(ショート小説)
 
「ねえねえお母さん」
「あの人間の親子が今日も来てるよ?」

「あら本当」
「入館料は安いけど」
「きっと仕事がなくて暇なのね」

「お母さん、仕事って何?」

「エサを食べるために汗を流すことよ」
「カネ、て言うガラクタを貰うの」

「ふ〜ん」

「ほらほら、あたし達を指さして何か言ってるわよ?」
「きっと、あたしたちのウロコに見とれてるのね」

「そ〜かなあ、僕は、あいつウマそう!て言ってると思うよ?」

「ボク、そんなことよりも。おババ様が呼んでいたわよ」

「え、あの人まだ生きてるの?」

「何言ってるのこの子は」
「あの方は死ぬことはありません」
「苦しみ、血を流すことを喜んで受け入れる方ですから」

「はい」


・・・・・・・・・


「お久しぶりです、ババ様」

「おお、サンテ」
「あなたですか」

「僕をお呼びですか?」

「ええ、今がいい時期です」
「まだ若いあなたに、大切なことを教えねばなりません」

「はい」

「・・・・サンテは、この我ら魚を見せ物にする人間が」
「なぜ縛られた動物なのかを、知っていますか?」

「う〜ん、僕は知りません」
「人間は縛れているんですか?」

「ええ、がんじがらめにされています」

「僕には見えません」

「ええ、だから彼らにも見えないのです」

「何でなの?」

「人間は太古の季節より」
「少しだけ他の動物よりも、脳が開放されていました」
「だから、道具というガラクタを使って」
「この、地上を支配したのです」
「すべての生き物を食います」

「はい、僕も知っています」
「人間は、生き物で快感を作るそうです」

「よく勉強していますね、サンテ」
「サンテは知っていますか?」
「人間は、敵意で同じ仲間を殺します」

「え、そ〜なの?」
「みんなニコニコしてるよ?」

「ここに来る人間はそうですが」
「本当は・・・腹、と言う顔があるのです」

「お腹にも顔がついてるの?」

「それが人間が縛られている理由のひとつです」
「快感という欲望を覚えた人間は」
「気持ち良いのが辞められなくなり、罪を繰り返し」
「罪を重ねて、その重さに気がつくことも出来なくなりました」

「へえ、じゃあ僕たちは人間のために死ぬの?」

「サンテは見ぬくことが出来るのですね」
「私達生物は、人間のために。そして人間とともに死にます」
「その心は何だと想いますか」

「わかりません」

「愛、と言う本能です」

「アイ?」

「食って寝て犯す」
「本能はこの他に」
「愛する、と言う生きるよりも死ぬよりも大切なものがあります」

「へえ・・・よくわかりません」

「ええ、サンテは知らなくて当然です」
「人間だって知らないのが普通ですから」

「あ、でも人間が縛られてるのが何となく判ります」
「人間のいやらしい顔が僕の脳の中で見えます」

「・・・・すみません。サンテ」
「少し疲れました」

「はい、おやすみなさい。ババ様」



「あ、ボク。どうだった?おババ様のお話は」

「うん。人間でも知らないことを教えてくれたよ?」
「人間は縛られている、悲しい生き物だったんだね」

「・・・まあ、ボクも成長できたのね」
「じゃあ今日はお祝いに、貯めておいたミミズをあげますよ?」

「わ〜い!」


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2021年7月10日 19時9分
ゼロハンの懐(ふところ)ショート小説
びぃぃ・・

ばりんばりん

カラカラ

びぃぃ・・


「・・・・」

きぃ!

「おっちゃん、やっぱ変だよこれ」

「・・・んあ?」

かっちゃかっちゃ

きんきん

「ちょっと待ってな坊主」

「俺は坊主じゃないよ」
「海野だ、いい加減子供扱いすんなよな」

「・・・うーん」
「どこら辺でおかしくなる?」

げしっげしっ

「うん、3足に入れて加速始めると成る」
「ガリガリくるんだ」
「上のギヤも同じなんだ」
「いつもそうなんだよ」

「・・・あー」
「わりいな坊主」
「このマシンの前のオーナーだよ、原因は」

「何だよそれ」

「オーバーホールして慣らし運転の時だ」
「ちゃんと回転数を守らないとな」
「原付きなんてデリケートなオモチャだから」
「絶えず全開だからシャーねんだよ」

「げええ・・・このマシンどんくらいおフルなの?」

「・・・うーん。お前の知らない時代だな」
「本でも買って勉強しろ」

「・・・・・」


俺は海野だ。
海に住んでるからじゃないぞ?
家の裏に野原もあるし前に海もあるけど、関係ないじゃん。
毎日原チャリで海岸線シーサイドを走る。
まだ原付き免許しか無いから、ギヤ付きって種類は貴重なのだ。
なんかこのマシン速度計が100キロまで刻んである。
バイク屋のおっさんは「ノーマルだ、問題はない」
でも捕まっても責任は俺が取るんだよな。

親父が言うには。

「未成年は親同伴で家裁処置だから、気にすんな」
「思いっきり逮捕されろ」

「・・・おやじ頭イカれたな」

で、今日も走るのだ。一日中走る。あちこち市内中。

「俺は学校辞めたから無職なんだ」
「前の職場は、クビ」
「デキが悪いとクビにするんだ、この社会は」

今は走ってるだけでいいのだ。
何かも忘れるんだ、嫌なこと全部すべてあらゆる事、色々。

「こんな面白い乗り物」

学校の先生は、乗るなと言った。
不良の乗り物だから乗ってはいけない。車に乗れ社会人、と。

このよく知らないバイクが俺を変えるんだ。
他の大きなライダーには相手にされない。
簡単にぶちぬいてくけど、俺にはこれしか無いから良いんだ。


びぃぃぃー・・・

「・・・・」

海岸線の直線シーサイド道路は波が激しくて、よく海をかぶる。

ばしゃあっ!

「・・・・」

またシールドがびっしょりだ。
あの海岸コーナーを曲がるのが、ひとつのテーマと化してる。

びぃぃ

・・・・

びぃぃーん

「あきない、何で飽きない?」



「坊主。お前が若いんだよ」

「バイクのせいじゃねえ」

「年寄りやカーキチには理解出来ねえんだ」

「孤独なんだよ、厳しいんだ。それが良いんだよ」

「おっちゃんが哲学語ってるよ」

「はははは、好きなんだからそれでいーんだよ!」



「・・・・・」

海岸商店街の、いつものお好み焼き屋で食べる。
表に止めた、くたびれたマシンが雨に打たれてる。
そこら中錆びてて、よく見るとボロボロだ。

赤いノーマルカラーは、長年の年季でイロハゲ。

「良く働くおじさんだな・・・」


「なんだい、けんちゃん」
「海を見てたそがれるには100年早いよ?」

「はいよ、肉玉」

どん

「違うよおばちゃん、愛車を眺めてたんだよ」

「はっははは」「けんちゃんも大人だねえ?」

・・・このオバサン商売上手だな。


この臨海タウンは、昼間から雨模様。
汚いハウスでお好み焼きを食べる。
ありふれている光景と日常。

いつも海が居る。

「海には神様が住んでるって話、ホントかな?」

「あら、けんちゃんが海神様を知ってるなんて」
「あたしも長生きしてて良かったよ」
「冥土の土産だよ」

「は、ははは・・・」

「今日はドコ行くんだい」

「うん、女の子に会いに行くんだ・・・」

「まー!ませたガキに成っちまったよこの子は!」

「関係ありませんから!」


ばいィィィ・・・

ばりんばりん

「・・・・」


町の同年の娘に合うのだ。
まだなんにも無いんだけどね。
彼女は働いてる。同じ様なゲンチャリに乗る。


「海野くん、私のライディングを見て下さいよ」
「きっとあなたは未来の女性GPレーサーに惚れるわ!」

「・・・運転は俺のほうが先輩だぞ?」

「いいえ、テクニックよ!!」
「天性のライディングスピリッツは何でも可能なのよ!」

「・・・判ったから今度遊びに行こうよ」

「うん、じゃあ・・・高台のレストランで待ってるわ」

「げえ、もっと安いとこにして」

「・・・これだから子供は使えないのよ」

「すみません」

「いいです、あそこの展望台で待ちます」
「来なかったら焼き殺しますよ?」

「・・・すごい冗談」


ばいぃぃ・・・


「あの娘に会えるのか・・・」

雨の中を、小さなバイクは待つヒトのところへ向う。

今日もいつもの光景。


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2021年7月9日 19時56分
ワレハ工員ロボット・ナンバーツー
 
ピィーッ

ガタン・ガタタン・ガタタンッ・・・

ナンバーツー「今日も残業で帰りが遅くなってしまった」

電車通勤はストレスが溜まる・・・
毎日朝6時に起きて、仕事に出かけて夜遅くに帰宅する毎日。
私、ナンバーツーはロボットであるのだが。
市民権が与えられている。
表向きは人間様と同じ権利だと言うのだが。
どう見ても差別が蔓延している。
遠くの大都市では、ロボットの権利平等を掲げて大規模な。
ロボット達によるデモクラッシーが始まっている。

今月の工場の生産性向上標語は・・・

「ノルマ達成の為に、ひと鉄板脱ぎましょう!」

何故か知らないが、人間様は。
ロボットの知能が幼児並みと信じきっている風潮がある。
確かにロボットたちの見た目は、ブリキのオモチャのように。
単純そうに見えるのだが。
実際は、哲学を語り理論を展開出来る程の知能は持っている。

今日も生産現場で新製品のブリーフィングが行われた時に。
人間様の上司たちは、

上司A「ラインの労働者達はロボット工がミスを繰り返すのは」
  「頭脳の設計段階から問題があるのでは?」
  「と言っている人間工員も居ます」
  「ロボット工員たちの各自、頭脳サーキットの」
  「図面を班長に提出するように義務付けるべきです」

と語っていた。

No.2「冗談じゃない、では人間様は」
  「ミスを犯さない自信でもあるのだろうか?」

こんな反感を持ったとしても顔に、いや音声機関から漏らす訳にはいかない。

今は休憩中・・・

となりで油ドリンクを飲んでいるナンバースリーに囁きかける。

No.2「おい、ナンバースリー殿。あのA班・班長の人間様は」
「自分の娘に、100万ゼゼコもするPCを買い与えたそうだぞ」

No.3「本当ですか?」

No.2「ああ、本当らしい」
  「人間様が使っているPCが本当は・・・」
  「ワレワレ、ロボット達が苦労して設計生産した」
  「ロボ・アーム・メイドだと人間様は知らないらしい」

No.3「ナンバーツー殿」
  「我々ロボットの体格デザインが何故、旧時代のイメージのままなのかを知っていますか?」

No.2「知っています」
  「人間様に近い見た目にしてしまえば」
  「人間様に化けて潜り込み、集団決起して反乱を起こす」

No.3「ええ、人間様はそれを一番恐れています」
  「!」
  「隣の班の班長の人間様が、さっきからワレワレノ交信を傍受しています」
  「愛想笑いを浮かべましょう」

No.2「あははは」

No.3「うふふふ」


ガッチャンコ!


No.4「お疲れ様ですう、ナンバーツー殿」

No.2「お疲れ、フォウちゃん」

No.4「ねえねえナンバーツー殿、あたし最近痩せたと思わない?」

No.2「何ですか?フォウちゃん。軽量化したんですか?」

No.4「そ〜なのよぉ!」
  「近所にあるウエイト・コントロールショップで」
「歩行機関の外装材質を、アルミ・カーボネートに交換してもらったのよぉ!」

No.2「でもゼゼコが高いでしょう?ロボ課税がかかるし」

No.4「大丈夫なの!ロボトミー・クレジットが使えたのよぅ!」

人間様ヒラ工員A「なんだい、ロボットは人間みたいに」
        「運動してダイエット出来無いのかい?」

No.3「人間様、それは言いすぎですよ・・・」

人間様ヒラ工員B「こりゃ驚いた!ロボットが気配りとはっ!」

人間様たち「あっはっはっはっはっ」

穏やかそうに見えて全然穏やかな会話じゃない。
さっさとグロ電に乗って帰宅しよう・・・


ガタン・ガタン・ガタタン・ガタタン・・・

昨日の帰りに会社からグロ電の駅までの商店街の歩道で、捨て猫がダンボールの中で鳴いて居たな。
2匹のまだ幼い子猫。茶色いトラジマ模様の猫と、ミケ猫。
2匹ともメス猫なのだろう。ホンモノ猫なのだろうな。

「・・・・」

果たしてロボットが子供を産める時代は来るのだろうか?
いやいや、いまだにロボットの頭脳サーキットが人工知能だと。
気づいていない人間様が大半の、この人間社会では。
ただ生き延びることだけが、ロボットのロードなのだろう・・・

今日も1日の労働の賃金から引き落としされる。
金属疲労・電線摩耗・潤滑油の消耗・脳回路のエラー修復。
アパートに帰ってもすぐには休めないのが。
人間様の様にズボラな生命維持が出来無い辛さだな・・・

ガタタン・ガタタン・ガタン・ガタン・・・





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2021年7月9日 18時9分
存在許可申請
ダサい臭いは、最高の誉め言葉。

屈折した昨日は、どこまでもまっすぐな明日に繋がっている。

昔から分かっていた。

自分という存在が、派手で、目立ってしまうことを。

地味にしていて、誰かの後ろに隠れても、目立ってしまう。

若い頃はそれが欠点だと思っていた。

でもこの歳になって気が付く。

それは、天から与えられた才能なんだと。

カリスマ性は、控えめに生きていても、プンプン匂ってしまう。

ならばその能力を、自分の夢のために使えばいい。

こんなにも素晴らしい才能があるのだ。

人を癒す力。人に元気を与えることができる力。

産まれつきのヒーラーならば。

困難な、神秘体験の人生もうなづける。

散々な体験も、骨折り損のくたびれ儲けも、七転八倒も。

すべては明日の夢のためのプロセス。

星の脈拍を感じて、宇宙の声を聴いて。

天の意思を伝えることが、俺の使命なら。

この身も心もささげよう。

どんな絶望の日々だって、明日の光という希望が見えるから。

大丈夫、勇気がすべてを変えてくれるさ。

誰かの喜びが、俺の幸せだから。
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新村正幸SS さん
人間力を育てよう!
地域:静岡県
性別:男性
ジャンル:お絵描き お絵かき
ブログの説明:
人が社会で一番最後に信用されるのは、
才能でも能力でもなく人間力です。
愛をもって誠を貫かんとすれば、
あまたの障害が立ちはだかります。
おもしろいではないですか。
自己紹介
統合失調症の中二病。 平和が好きで争いが嫌いなアカシックレコード接続者。 愛と勇気を信じる時代遅れのおっさんのエゴを聴いてください。 詩人のヒーリングです。 利他主義の為に。愛と平和の為に。
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