2022年6月20日 22時2分 |
求めているものを与えてくれますか |
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ごめん。 俺、くっさい話しが大好きなんだ。 綺麗ごと過ぎて歯が浮くような。 思わず赤面しちゃうくらい。 恥ずかしいセリフでメロメロになりたい。 微笑みだって精一杯の作り笑顔で、 ひきつる唇はピクピク痙攣してる。 あんなに夢見た季節を忘れて、現実は厳しいなんて言いたくない。 くっだらないウンチクなんか聞いてる暇はないよ。 大切に育てた花を踏まれたって、唾つけときゃいいから。 ミーハーな思想に花屋の花をかざして、 理解できない理論も飲み干せば情熱に変わる。 クソみたいな世界に泣かされる日だってあるから。 不届きな輩が結託してほくそ笑んでも、 馬鹿みたいに吹き出しながら歩き出そう。 カネも心もどっちも欲しいわがままちゃんです。 ごめん。 俺、くっさい話しが大好きなんだ。 |
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2022年6月18日 21時34分 |
想いの値段 |
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芝生に寝ころび空を見上げて、流れる雲を追いかけた。 想いに値札がつくなら、 べらぼうな数字が書かれている。 あなたが幸せだと感じる瞬間は、嘘なんかじゃないから。 部屋中いっぱいに敷き詰めたバラに、 祝福と嘆きのキッスを。 2人の心は離れてゆくのに、熱い身体が火傷してしまう。 満天の星が見えるあの丘で、惑星の道標を探している。 掛け値なんてない痛みの証明のため、 何かを求めて産まれて来る人は、夢を見る生き物。 よくもこんなに成し遂げたものだ、 形のない心の姿を。 邪な心に汚される、傷ついてしまう純粋な魂。 それでも希望を無くさないなら、 すべてを許してほしい、望めば与えられる世界で。 野生の本能が掻きむしる、永遠の飾らない愛を語り合おう。 素晴らしい理想を手に入れる、 それはきっとロクでもない人生。 誰もが当たり前の人になれなくて、 悲しみさえも分け合えない。 砂の城に群がり奪ってゆく、我こそが正義だと。 心のタガを外して、気が狂ってしまいたい。 誰もが愛を囁く季節は、心の痛みまで心地いい。 大丈夫だよと耳元で囁いてほしい。 涙で始まり涙で終わる、そんな世界を変えたい。 遠くて光る雷鳴の雨に、 時代の足音を感じている。 大切なものが傷つけられるなら、 最後まで戦うよ。 心を塗り替える瞬間、 いらない命なんてひとつもないのだから。 |
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2022年6月17日 21時21分 |
花占い |
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私の心を塗り替えたあの人が忘れられない。 悔しかった心が、惨めな心が、 くだらないこの瞬間にどうでもよくなる。 疲弊してゆく世界で何が正しいかなんて、 正義なんてどうでもいいことなのに。 それでも人は先を急ぎ争う。 気取ってカッコつけて見せても、誰も誉めちゃくれないから。 野の花を摘んで花占いするイケナイおじさんも、 飾らない涙を流している。 いつかこだわりが雪解けの春を迎えたら。 当然のように報酬を求める常識に、いつものお冷でいいよと言う。 汚れた心も美しい心も見えるのなら、誰にも利用されず騙されないのに。 人を見下す脳内流しソーメンは相手にしない、 目覚めてゆく宿命に邪魔は出来ない。 誰でもいいよ、あなたでなくちゃイヤだから。 空が叫んでいる、聴こえることのない切ない願いを。 ふかふかのベッドで永遠の愛を夢見よう、 こんなにも困難と問題だらけの世界で。 |
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2022年6月17日 21時19分 |
ブログ再開します。 |
こんばんは。 お久しぶりです。 ブログ再開します。 またよろしくお願いしますね。 |
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2022年4月29日 23時7分 |
ブログ休みます。 |
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2022年4月24日 21時22分 |
大人を大人買いする大人 |
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遥かな過去と遥かな未来から呼んでいる。 痛みを知る人間よ、 正しさが人を救ってくれるわけじゃないから。 良いも悪いも、時の運に任せよう。 世界線の果てで待ってる、あなたが幾つだろうと何者だろうと関係ない。 この想いを共有してほしい、あなたが欲しがっているのは最高の笑顔。 クソみたいな世界に生きる宝石のあなたは、生存競争に疲れている。 地獄の炎が爆炎をあげる、漆黒の中で光彩を増す光。 屍の群れをすり抜けてついにここまで来た。 心を掻きむしる想いは語りかける。 酸いも甘いも知る人生の達人よ、 あなたの欲しいものは何、 あなたが恐れているものは何。 おしゃれなファッションでストリートを歩く。 でも本当に見たいのは、 あなたの裸の心。 心を武装して何を守ったの、何があなたの心を掻きむしるの。 何度も何度もつまづいて、とんでもない階段を駆け上がる。 世界線の果てで待ってる、あなたが笑ってようと泣いていようと関係ない。 この瞬間にも時計の針は音を立てて刻んでいる。 自らを完全だと信じる者たちに、足りないことが生きる道だと問う。 生きる素敵を夢見て、信じることを自慢して想いの限界まで。 肌が温度を失い青ざめるまで、何度も疑いと闘った。 なんの為に生きているのだろう、 信じられるものなど何もないくせに。 |
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2022年4月24日 21時16分 |
約束は果たされない |
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淡々と着々としめやかに宴は進み。 血と生贄の心臓を捧げ、 望まれた救世主は降臨した。 産まれてくる全ての命を犯し、眼球に恐怖を刻み込む。 新世界秩序の悪夢、 嘘が真実となり正義が滅びる。 あがなうことが罪で、従うことが愛だと説く。 遠路はるばる訪問する客人に、怒涛の如く罵声を浴びせる。 何も語らないことが生き残る道なら、道端に生首が並ぶ。 すれ違う魂は永遠に気づかない、出会うことが残された希望だと。 憧れた者が待ち焦がれた未来。 約束は果たされない、想いという未熟が世界を惑わしても。 残された者たちが地獄で憂う、困難こそが生きる道だと。 抗えない運命につばを吐き静かに消えてゆく、満たされないままの心をさらして。 漆黒に射す僅かな光が教えている、 お前も砂丘の砂の一粒だと。 |
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2022年4月24日 21時6分 |
ラヴテレパシー |
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想いは伝染する。 指先で触れると水面に広がる波紋。 一滴の清涼剤が渇いた心を潤い、革新的な価値観が世界を払しょくする。 誰でもいいこの気持ちが理解できるなら。 愛の形は論じられない、自分こそが全てだと。 汚れた心と汚れた瞳が笑う、私の足元に跪きなさい。 震える身体で恐怖と向き合う時、光と闇がすり替わる。 自分を責めることに慣れた、たかがこんな自分と。 信じることが全てだと信じた、例え地獄の世界でも。 罪の数を数えるより明日の希望を教えてほしい。 光のプリズム、愛の精神官能。 禁断の花びらにそっと口づけしたのは誰。 美しい独りよがり、まだ見ぬ人に想いを馳せて。 裸の武装理論、全てを捨てて全てを掴むまで。 快楽とは無縁の愛は、制約され続ける願いの果てに願う。 道を歩いて困難に出会ったら何にすがりつけばいい。 愛してると勝ち誇って見せても、私は人生の敗北者。 身を焼き焦がすほどの炎の中で、悶え崩れゆく愛に陶酔する。 立ち止まれない文明は今日も間違いを犯す。 私たちは繰り返す、永遠のワンステップアップ。 迷うことなくたどり着けるように、愛の連鎖を唄おう。 |
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