2022年6月22日 23時48分 |
限りなく塗り替える心 |
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同じ空を見つめている二人は、 もう別れる。 心が払拭されてゆく。 今ここにあるものすべてを否定されても、 俺にはこれしかない。 腐った世界に生きて、 心を彩り躍らせる、ときめきってやつ。 クソみたいな人間がどんなに常識を振りかざしても、 心は染まりはしない。 あなたの自分だけの絵の具で、 自由自在に塗り替えてほしい。 心に深い爪を立てて、掻きむしった傷。 こんな想いのままじゃ救われない。 もっと知性を尖らせて、透過させる心。 悲しみに勝とうとするから負けてしまう。 さよなら愛しい人。 最後だと分かっているのに唇が離れない。 誰にも邪魔できない永遠の愛が、 音を立てて崩れてゆく。 |
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2022年6月21日 23時9分 |
グロウ |
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へい!そこのさみしんぼう! 俺と栄光ってやつを見てみないか。 何の変化もないくすんだ景色が、 音を立てて色鮮やかに塗り替わる。 この何の変哲もない箱の中には、 とんでもない夢が詰まってる。 もうお別れなのかい。 あばよ!どこへでも行っちまえ! 幸せを掴もうとしないお前なんて大っ嫌いだ。 世界と一緒に理想を追いかけるんじゃないのかい。 この手を放してどこへ行くつもりだい。 最後まで意地を張って、涙をとっておいたから。 行かないで欲しいって泣きわめきたいのに。 なんで愛はこんなにも悲しいんだろう。 幸せを手に入れるのが難しすぎて、 誰にも方法がわかんない。 美しい思い出だけを残したお前は、 今でも俺の中で笑っている。 |
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2022年6月21日 0時6分 |
屈託のない笑い顔 |
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あなたの朗らかな笑顔が、 最高の贈りものです。 夢を見たっていいじゃない。 例え叶わなくても、泣き濡れた夜が無駄になっても。 無念のうちに人生を終えた魂も、 どうせみんなおんなじ場所へ還ってゆくから。 道を外した魂が世界を支配しているなら、 毎晩耳元で囁いてあげる。 お前もお母さんのおなかから出てきた赤ん坊なんだよって。 とんでもない世の中だ。 クソみたいな大人を見て育つ子供は、 祝いの席で酒を呑んで暴れた。 マスコミに踊らされて何でも許せないと言う庶民。 遠泳選手の孤独は、道端に咲く花のよう。 そっと守っても壊れてしまう、言えなかったアイラブユー。 官能の世界で踊る踊り子、胸の中で弾ける炭酸ソーダ水。 心のスイッチを入れろ! 立ちはだかるアホどもを張り倒せ! 天使と悪魔が仲良くオセロゲーム。 せめて夢を見させて欲しい。 困難が行く先を曇らせても、光り輝くのは夢見る希望だから。 |
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2022年6月20日 22時2分 |
求めているものを与えてくれますか |
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ごめん。 俺、くっさい話しが大好きなんだ。 綺麗ごと過ぎて歯が浮くような。 思わず赤面しちゃうくらい。 恥ずかしいセリフでメロメロになりたい。 微笑みだって精一杯の作り笑顔で、 ひきつる唇はピクピク痙攣してる。 あんなに夢見た季節を忘れて、現実は厳しいなんて言いたくない。 くっだらないウンチクなんか聞いてる暇はないよ。 大切に育てた花を踏まれたって、唾つけときゃいいから。 ミーハーな思想に花屋の花をかざして、 理解できない理論も飲み干せば情熱に変わる。 クソみたいな世界に泣かされる日だってあるから。 不届きな輩が結託してほくそ笑んでも、 馬鹿みたいに吹き出しながら歩き出そう。 カネも心もどっちも欲しいわがままちゃんです。 ごめん。 俺、くっさい話しが大好きなんだ。 |
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2022年6月18日 21時34分 |
想いの値段 |
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芝生に寝ころび空を見上げて、流れる雲を追いかけた。 想いに値札がつくなら、 べらぼうな数字が書かれている。 あなたが幸せだと感じる瞬間は、嘘なんかじゃないから。 部屋中いっぱいに敷き詰めたバラに、 祝福と嘆きのキッスを。 2人の心は離れてゆくのに、熱い身体が火傷してしまう。 満天の星が見えるあの丘で、惑星の道標を探している。 掛け値なんてない痛みの証明のため、 何かを求めて産まれて来る人は、夢を見る生き物。 よくもこんなに成し遂げたものだ、 形のない心の姿を。 邪な心に汚される、傷ついてしまう純粋な魂。 それでも希望を無くさないなら、 すべてを許してほしい、望めば与えられる世界で。 野生の本能が掻きむしる、永遠の飾らない愛を語り合おう。 素晴らしい理想を手に入れる、 それはきっとロクでもない人生。 誰もが当たり前の人になれなくて、 悲しみさえも分け合えない。 砂の城に群がり奪ってゆく、我こそが正義だと。 心のタガを外して、気が狂ってしまいたい。 誰もが愛を囁く季節は、心の痛みまで心地いい。 大丈夫だよと耳元で囁いてほしい。 涙で始まり涙で終わる、そんな世界を変えたい。 遠くて光る雷鳴の雨に、 時代の足音を感じている。 大切なものが傷つけられるなら、 最後まで戦うよ。 心を塗り替える瞬間、 いらない命なんてひとつもないのだから。 |
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2022年6月17日 21時21分 |
花占い |
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私の心を塗り替えたあの人が忘れられない。 悔しかった心が、惨めな心が、 くだらないこの瞬間にどうでもよくなる。 疲弊してゆく世界で何が正しいかなんて、 正義なんてどうでもいいことなのに。 それでも人は先を急ぎ争う。 気取ってカッコつけて見せても、誰も誉めちゃくれないから。 野の花を摘んで花占いするイケナイおじさんも、 飾らない涙を流している。 いつかこだわりが雪解けの春を迎えたら。 当然のように報酬を求める常識に、いつものお冷でいいよと言う。 汚れた心も美しい心も見えるのなら、誰にも利用されず騙されないのに。 人を見下す脳内流しソーメンは相手にしない、 目覚めてゆく宿命に邪魔は出来ない。 誰でもいいよ、あなたでなくちゃイヤだから。 空が叫んでいる、聴こえることのない切ない願いを。 ふかふかのベッドで永遠の愛を夢見よう、 こんなにも困難と問題だらけの世界で。 |
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2022年6月17日 21時19分 |
ブログ再開します。 |
こんばんは。 お久しぶりです。 ブログ再開します。 またよろしくお願いしますね。 |
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2022年4月29日 23時7分 |
ブログ休みます。 |
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