柏尾川ミズキンバイのルーツ探し(名瀬川中流・上流篇) | |
[★柏尾川のミズキンバイ] | |
2013年8月8日 21時5分の記事 | |
柏尾川の支流の支流名瀬川にもミズキンバイが自生していることを前に書きましたが、名瀬川の中流・上流にもミズキンバイが自生しているのかどうか、川沿いを辿って確認してきました。
川の場所を説明するときに橋の名前がわかると便利なので、※1 阿久和川との合流地点から名瀬川の「宮下橋」までは、ミズキンバイの生育はみられません。ミズキンバイは日当たりを好む植物らしいので、マンションの陰になるこの部分は生育に適さないと思われます。 「宮下橋」から「羽沢橋」の間ですが、「宮下橋」の下に1つの群生があります。そこからマンションの陰になる部分には見当たらず、マンションの陰を抜けてから「羽沢橋」手前までの間にいくつかの群生が確認できます。 「羽沢橋」から「昭和橋」までは川辺に土の部分もありミズキンバイが生育していそうなのですが確認できませんでした。工場の陰になるからかもしれません。 「昭和橋」から「羽根沢橋」「宝来橋」の間は背の高い雑草が生い茂っていて確認は橋の上からしかできません。 「宝来橋」から中村の橋までの川沿いの道が無い部分は目視できませんので未確認です。 中村の橋から「月見橋」までは、半分ほどは草が被っていて川面を確認するのが困難です。そして、川面を確認できるところにはミズキンバイらしき植物は見当たりません。 「月見橋」から「栄橋」の間の名瀬川遊水地沿いは、自然石を埋め込んではいますが完全に人工的に整備した水路のようになっていて、ミズキンバイも見当たりません。 「栄橋」の先で2つの支流に分かれるので、右側の「名瀬町小川アメニティ」へと向かいます。 「名瀬町小川アメニティ」は綺麗に整備されていますが、人工的に作られ過ぎていて川辺の自然の植物が少なすぎます。川沿いに沿って家が建っていて反対側も竹薮や山で日当たりも悪いのでミズキンバイが生育できる場所ではなさそうです。 水源地のゴルフ場の敷地との境まで行ってもミズキンバイは見られません。 住宅街を抜けて名瀬川の水源地付近まで行ってみましたが、「松久保橋」で道が無くなり水源地は確認できません。 「松久保橋」から名瀬川を覗きながら「栄橋」の分岐点まで下りましたが、ミズキンバイらしき姿は確認できません。 どうやら名瀬川ミズキンバイの生育地は「宮下橋」から「羽沢橋」の間に限られているようです。 ※1 2013年の時点では一番詳細に橋の名前が載っている地図だったのですが、いつの間にかリンク切れになっていて表示されませんでした。 ※2 2024年11月にネットで橋の名前が載っているウェブ地図を探したら、※2 MAPPLE法務局地図ビューアという地図がありました。探した範囲では今はここが一番詳細に橋の名前が載っている地図のようです。 「柏尾川ミズキンバイのルーツ探し(名瀬川中流・上流篇)」の記事は以上です。 ありがとうございました。 | |
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