水草ハンドブック | |
[作品] | |
2019年1月13日 21時46分の記事 | |
『水生植物同定用ガイドブック「水草ハンドブック」(133種掲載」』が完成しました。 今回は初めて紙の表紙で制作しました。本の下に敷いている布は染色作家さんの作品で「minamo」という名前がついています。ずっとこの布と、美しいイラストの表紙を使用した作品を作りたいと構想を練っていました。 実際には、自分で漉いた和紙で表紙を作りました。本棚に立てたときに見える背表紙の色合いがとても美しいです。表紙の厚紙に和紙が透けるようでしたので、厚紙に紙を貼りました。「よむよむ」で使用した落水紙の表(白くて模様あり)と裏(爽やかな水色)を貼り分けてみました。正直あまりわからないかもですが、単色の時とは違う雰囲気に仕上がっていると思います。 花切れは、「虹」をイメージするような配色のものを選びました。見返しは、水を連想するようなプリントペーパーにしました。普段なら選ばないタイプのものを選んでみました。ある2点の作品に似ているので、親近感を覚えたので…。 装丁のバランスでいういならば、「minamo」の布を使用した方が合っていたように思います。 本のサイズ 214mm×150mm×10mm 66ページ(オリジナルのページ数) こんにゃく糊が日持ちしないとか、ちぎったはずの和紙はいずこなどありました。いろいろ、いろいろ、次回は改善できそうな点もあるので、また挑戦したいです。 作品の幅の広がりを感じたうえに、「ちぎり絵」が楽しい制作でした。 | |
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