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童話展に出展します
[イラストの箱]
2021年8月23日 12時23分の記事

絵を出展するなんて

専門学校の卒展以来かもー



何十年ぶり?

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GalleryIYN

「童話展〜君に贈る物語〜」

未来永劫伝えていきたい童話の1ページだったり

誰かに思いを込めて贈りたいオリジナルの童話の世界だったり


*****


ありがたいことにIYNさんの方からお声をかけて頂きまして

(自分からはなかなか参加できないもので…(;´∀`)


こういう企画に参加するのは初めてなのでチャレンジしてみよう!

という気持ちもあり出展を決まました。


ギャラリーの、カラーというか、

どういう絵を主流で扱っているのか、とか

どういう客層がターゲットなのか、とか

求めている画風というか、

このギャラリーに過去出展の

イラストレーターさん、画家さんなどの

作品もいろいろチェック


水彩タッチのきれいな作品や

デジタルのテクニックを駆使した

漫画やアニメっぽい作品などなど盛りだくさん…



自分の画風は合ってるのかな、とか

どのように表現したらいいのかとか

画材は何にしようかとか

いろいろ悩みました


題材に関しても

オリジナルで勝負!と思ったりして…

でもやっぱり馴染みのある物語の方がいいよねってことで

童話から選びました


まずは自分が描きたいと思う童話をピックアップ


グリム童話、アンデルセン童話、イソップ物語。。。

メジャーな物語たくさん、、、

(オオカミさん、どの物語でも悪者でかわいそう)

そして、

あまりにも久しぶり過ぎて

こんな結末だっけ…?と、結構忘れてるし。笑



その中で、

「ブレーメンの音楽隊」と「ハーメルンの笛吹」が

私の中でごっちゃになってて、


まずは「ブレーメンの音楽隊」の内容を確認、

年老いたロバと犬と猫とニワトリ。。。


よくよく読んでみると

ブレーメンへ行って音楽隊になろう、と言いつつも

特に楽器を弾いたわけでもなくて

さらにブレーメンにも行っていないことが判明!

泥棒の家乗っ取って楽しく暮らしちゃってる〜


さらに「ハーメルンの笛吹」

ネズミ退治の報酬を払わなかった街の人たちへの仕返しに

街の子どもたちを連れ去った男の話

なんてダークな話なの!


全然全く違うのに

何でごっちゃになってたんだろう。。。

どちらもドイツの話だから?




話がはっきりしたところで

その中で「ハーメルンの笛吹」が気になって


そのダークな部分というか

ミステリアスな部分の雰囲気を表現したいなと思い

「ハーメルンの笛吹」を描くことにしました。


未来永劫伝えたいか、と言われると

どうかと思うのですが…^^;

なんか、

きれいな男の子が描きたかった。。


描くなら物語を熟知せねばと思い

さらにこの物語に関する内容を読み漁りました。

この物語は実話ということもあり

いろんな説とか解釈があります


子どもたちが街からいなくなった理由

伝染病や疫病説、また子供十字軍説など

他にもいろいろな説や解釈があるのですが

その中にこんな解釈があります。


当時ドイツは貧困で人口過多状態、

長男以外の子どもは自分の土地を持つことが出来ず

農奴(奴隷と農民の中間身分)になるしかなかった。

そのため子どもたちは自身で財産を築くべく

自らハーメルンを出て行った。

笛の音は開拓者のリーダーの合図だった、と。


悪者にされた笛吹男の本当の姿。。。

ダークな物語の中に

美しさを垣間見たような。。。


ならばここで

私の勝手な解釈を追加して

私なりの「ハーメルンの笛吹」を描こう



という訳で

わたしが、更にこうであって欲しいと願う勝手な解釈



表向きの物語は変わらない、

街からネズミを追い払いそして子どもたちは姿を消した。

ただ本当は

「街から追い出されたネズミたちは川で溺死したのではなく、

遠く離れた森へ導かれ山のネズミとなり

ハーメルンの子どもたちは自らの意思で街を出て、

笛吹少年は開拓者のリーダーとなって

子どもたちと一緒に新天地を求め旅に出ました。」


こんな思いを込めちゃったから

少年は優しい表情で笛を吹き、

小動物大好きな私はネズミを悪者に出来ず

私のオリジナルキャラクター

“じゃがネズミ”さんのように

コロコロ可愛く描いてしまったのです。








**********

GalleryIYN

「童話展〜君に贈る物語」

会期:2021年9月17日〜9月28日

会場:大阪市北区中崎西4-1-19 Creation Cafe IYN
   大阪市北区中崎1-8-24アインズビル101号 GalleryIYN


**********

「ハーメルンの笛吹」参考資料
https://fujinkoron.jp/articles/-/2697
https://tabinosikata.com/3316.html#i-8











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