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普段勉強する時も理解できない問題はあとで考えよう
[勉強方法のヒント]
2011年4月13日 8時17分の記事

普段、過去問などの問題を解いていると、理解できない問題も出てくるであろう。
解説を読んで、それでも理解できなければ、テキストや講義をもう一度聴きなおす必要がある。

理解するためには、時間がかかる。問題を解くよりもはるかに長い時間がかかるものである。

どう考えても混乱して理解できないということもあるであろう。

そんな時は、理解できない問題にこだわり続けてはいけない。次の問題に取り掛かってしまうべきだ。


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とは言え、理解できない問題を捨てろというわけではない。

過去問レヴェルの問題は基本であるから、完璧にマスターできなければ、本試験で、合格ラインを超えることは難しいことは言うまでもない。

問題を解く時は、理解できない問題があったら、保留して、どんどん問題を解いていってしまうべきである。
そして、今日の予定が終わってから、理解できない問題をじっくりと考えるようにするとよい。

そうすれば、じっくりと考えられるから、理解しやすくなるものである。

理解できない問題にぶち当たる度に、テキストを開いたり、講義を聴きなおすようなことをしているのでは、効率が悪い。

今日の予定の範囲で、前半に理解できない問題が出ていてそのために長い時間を費やしてしまうと、後半の問題は、おろそかになってしまうか、予定通りこなすことができなくなってしまう。

そうすると、おろそかにしてしまった問題の中に、試験対策上、重要な問題が含まれていたような場合は、致命的である。

もちろん、その日は理解できない問題だけやればよしとするのもよいであろう。
しかし、勉強計画が狂ってしまうことになるので、ぎりぎりの計画を立てていたような場合は、本試験までに、予定通り勉強を終えることができなくなってしまう。

私の場合は、常に計画に余裕を持たせるようにしていた。

過去問を解く時は、月曜日から金曜日までの間に、その日ごとにやるべき問題を設定してしまう。

そして、土曜日は常に空白にしておいた。これは休みではなくて、月曜日から金曜日までの間に解いた問題で、理解できない問題があった場合に、じっくりと考えるための時間を確保するためであった。
理解できない問題は、その日のうちに考えても、なかなか理解できないものなのだ。数日おいてから、再び、考えれば、理解できなかった問題もすらすら解けるということもよくある。

過去問だけでなくて、テキストを勉強する時も同じ要領でやる。
むしろ、テキストを理解する段階のほうが、理解しがたい分野にぶち当たる可能性が高いのだ。

ぜひ、参考にしてほしい。

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