くる天 |
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田中_jack さん |
新生日本情報局 |
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黒人少年射殺抗議活動を重武装で対処する米国警察と花火大会をDJポリスで対処する日本警察の差 |
[社会問題] |
2014年8月17日 11時2分の記事
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8月17日に産経新聞が伝えたところでは、米中西部ミズーリ州で丸腰の黒人少年が警官に射殺された事件を受け、全米に抗議デモが拡大している。米社会の根深い「病巣」である人種問題を改めて浮き彫りにした今回の事件は、軍隊並みに重武装した警官隊が現場でデモ鎮圧に乗り出すなど、人種間対立を先鋭化させかねないとの懸念も強まっている。
一方、8月16日夜に日刊スポーツが伝えたところでは、男性のDJポリスが16日夜、神宮外苑花火大会(日刊スポーツ新聞社主催)に現れた。 秩父宮ラグビー場の入り口で、指揮車の上からハンドマイクを使い巧みなトークで笑いも誘いながら、あふれかえる帰宅者を誘導した。
お祭りの後の混乱を心配してか「家に帰るまで花火大会です」。最寄駅の外苑前が多くの人であふれていると「花火の余韻に浸りながら、1つ先の駅まで歩いてみてはいかがでしょうか」と、ロマンチックに勧めた。 あまりの面白さに、多くの人からカメラを向けられると「止まられてカメラを向けられても、会場のアーティストのように私は歌うことはできません」。その瞬間、前に進むのもやっとなほど人が密集していたが、沿道は爆笑に包まれた。 またDJポリスの隣には、女性の警察官がいたが「私があまり注目されると、プレッシャーになって、まだデビューしていない彼女が話すことができません」と気遣っていた。妙話が功を奏したこともあってか、大きな混乱は起こらなかった。
何故、このように日米の警官の対応に差が出るのだろうか?
それは、日米の根本的な「防衛」「警察」の考え方の違いにある。 あらかじめ、米国の警察には、かなり辛辣な表現を使うことをお許し願いたい。 米国は軍人、警察、民間人の垣根がなく、保安官制度もある。建国の精神やその後の領土拡大の「成功体験」、則ち、インディアンや黒人奴隷などを虐待し、1億単位で殺害してきたカルマがあるため、それ故に、「軍隊並みに重武装した警官隊が現場でデモ鎮圧に乗り出す」ことを何とも思わないのだ。 つまり、米国の警察自体が、「恐怖にかられた群衆心理状態、恐怖状態」にあるのだ。
一方、日本は、軍人、警察、民間人の垣根がある程度以上存在し、それぞれがプロ、専門家を目指す指向や傾向がある。 そのために社会的な弊害もあるが、それぞれの道を進むという不文律があるために、ある程度の職業倫理や社会的道徳観も生まれてくるのだ。 日本のDJポリスは、この社会的な責任を人一倍認識して、かつ、心理学の「バーナム効果」や「プロスペクト理論」を駆使して、悪い意味での「群集心理」に陥らないように、花火見物の各を上手に誘導されているのである。
日本のDJポリスは、昨年以来、東京渋谷などで成果を挙げている。 日本警察の関係者の日頃からの訓練や実績に敬意を表したい。 また、米国の警察関係者には、真摯に反省して頂きたい。
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