くる天 |
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田中_jack さん |
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次世代の国産輸送機C−2が開発完了、中国や南北朝鮮などへの脅威に対抗する切り札だ |
[防衛] |
2017年3月29日 5時55分の記事
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国産輸送機C−1の後継として、次世代の国産輸送機C−2が3月27日に開発完了しました。 全ての関係者に対して心から御礼を申し上げます。
同日、防衛装備庁が次のように公表しました。 『次期輸送機(XC−2)の開発完了について 平成13年度より、航空自衛隊が運用している輸送機(C−1)の後継機とな る次期輸送機(XC−2)の開発を行ってきましたが、本日までに、開発を完了 しました。今後、C−2として運用が開始されます。』
また、防衛装備庁HPにて、C−2の概要や主要諸元が次のように公表されています。 『概要
C−2輸送機は、C−1等の後継機として、各種事態における部隊等の機動展開や国際平和協力活動(国連平和維持活動、人道支援・災害救助等への対応を始め、国際的な安全保障環境を改善するために国際社会が協力して行う活動をいう。)等を含む航空輸送任務に使用するために開発されています。最新技術である戦術飛行管理システム、省力化搭載しゃ下システム、自己防御機能、空中受油機能等を適用することで、現有のC−1の能力(航続距離、速度性能及び搭載能力)を大きく上回る輸送機となっています。
平成29年3月に開発を完了し、部隊における運用が始まりました。
主要諸元
全長×全幅×全高 43.9m×44.4m×14.2m 貨物室 長さ×幅×高さ 15.7m×4.0m×4.0m 速度性能 0.82Mach 貨物重量(最大荷重) 36t(2.25G) 32t(2.5G ) 航続距離(貨物重量) 4,500km(36t ) 5,700km(30t ) 7,600km(20t ) 9,800km(Ferry) 』
「最新技術である戦術飛行管理システム、省力化搭載しゃ下システム、自己防御機能、空中受油機能等を適用する」という事はC−1輸送機に比べて格段の性能向上、特に空中給油が可能である点は注目されるところでしょう。
また、貨物重量が最大36tで4500km、30tで5700kmの航続距離がある点も注目され、例えば陸上自衛隊が保有する16式機動戦闘車は26t、試作車が納入されている装甲装輪車は20tの重量ですから、そのままC−2にて日本全国、更にはグアム等にも輸送が可能です。
更に、邦人救出輸送などの非常時や有事などの際にも大活躍する事が期待されます。
中国や北朝鮮の度重なる挑発や覇権行動、韓国の政治の混乱と挑発などの緊迫化する世界情勢の中、日本はまだまだ自主防衛力の整備も途上に過ぎません。
その意味でも、次世代の国産輸送機C−2が開発完了したことは中国や南北朝鮮などへの脅威に対抗する切り札なのです!!
C−2輸送機 出典:防衛装備庁HP
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