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アルゼンチン海軍の潜水艦が母港に向かう途中で消息不明、乗組員の無事帰還をお祈りします!! |
[防衛] |
2017年11月19日 0時0分の記事
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以前にも北朝鮮の潜水艦が日本海で行方不明という報道がありましたが、潜水艦は文字通り「海に潜る」船ですので、些細な事故であっても即、大事故になりかねない危険性を孕んでいます。 そのため、日本を含めて潜水艦乗りは「厳しい適性検査」に合格した上で、「訓練」や「教育」を受けますので、航空機乗りと共に「海のエリート」なのです。 もっとも、中国や韓国ではその真逆だそうですが。
11月月18日10時41分にAFPが「アルゼンチン海軍の潜水艦、連絡途絶える 同国初の女性潜水艦将校も乗艦」の題で次のように伝えました。
『【11月18日 AFP】アルゼンチン海軍は17日、44人が乗り込んで母港に戻る途中だった潜水艦「サンフアン(ARA San Juan)」と連絡が途絶えたため捜索していると発表した。 サンフアンは通常動力型のドイツ製TR1700型潜水艦。南米最南端に近いウスアイア(Ushuaia)で通常任務を行い、首都ブエノスアイレスから南に約400キロにある母港マルデルプラタ(Mar del Plata)に帰還する途中で消息を絶った。アルゼンチン海軍のエンリケ・バルビ(Enrique Balbi)報道官によると、サンフアンは10日前、マルデルプラタからウスアイアに向かい、同地に3日滞在した後、母港に向けて出港していた。
バルビ氏は記者会見で、サンフアンは15日朝を最後に海軍司令部との連絡を絶ったと述べた。アルゼンチン当局によると16日から海軍の駆逐艦1隻とコルベット艦2隻、航空機2機が捜索を行っている。
サンフアンと最後に連絡が取れたバルデス(Valdez)半島の南東約430キロ付近の海域を捜索したが、夜間で悪天候だったこともあり手掛かりは見つからなかったという。 サンフアンに搭載された非常時に無線信号を発信する装置は作動していない。火災が起きたとの報道もあるが、海軍はこれを否定した。バルビ氏は「私はこの件を劇的に表現することを望まない。連絡が途絶え、何が起きたのか分かっていないということだ」と述べた。バルビ氏は「バッテリーに問題が生じたのかもしれない。動力の問題かもしれない」と述べ、もし動力関連の問題ならば潜水艦は浮上することになっていると説明した。
サンフアンにはアルゼンチン初の女性潜水艦将校となったエリアナ・クラフチック(Eliana Krawczyk)さん(35)も乗り込んでいる。クラフチックさんの父親のエドゥアルドさんはテレビ局「トド・ノティシアス(Todo Noticias)」に「乗組員全員が無事であることを祈らせてください。海において乗組員はみなきょうだいです。潜水艦は(通常の)船よりもリスクが高い」と語った。
アルゼンチン外務省によると、米国、英国、チリが「今回の人道的捜索でのロジスティクスの支援と情報交換」を申し出た。
サンフアンはアルゼンチンが保有する3隻の潜水艦の中の1隻で、全長約65メートル、全幅約7メートル。ドイツ企業ティッセン・ノルトゼーウェルケ(Thyssen Nordseewerke )製で1983年に竣工し、2007年と2014年に耐用年数を約30年延ばすための改修を受けた。(c)AFP』
行方不明となっているアルゼンチン海軍の潜水艦は明らかに艦の年齢が40年以上になっており、日本の潜水艦でも25年程度で退役することを考えれば、「2007年と2014年に耐用年数を約30年延ばすための改修を受けた」とはいえ、潜水艦としてはかなりの老兵で傷みや歪みが出ているでしょう。 潜水深度の制限などもせざるを得ない艦の年齢です。
また筆者が気になるのは、アルゼンチン海軍が「潜水艦救難艦」「潜水艦救難母艦」を出して捜索に当たっているとの情報が無い事です。
通常、潜水艦を配備している国などは潜水艦の事故などに備えた専門の「潜水艦救難艦」「潜水艦救難母艦」などが配備されています。 日本でも2隻が配備され、救助用の深海救難艇(DSRV)などが搭載されています。 日本の深海救難能力は世界のトップレベルにあるとされており、その捜索能力の高さから過去にも米国ハワイ沖で発生した「えひめ丸衝突事故」でも遺体収容活動などで活躍した実績があります。
更に、アルゼンチン海軍の能力で、そもそも事故等に遭った潜水艦を探し出せる能力が有るのかどうかが不明である事です。 「サンフアンに搭載された非常時に無線信号を発信する装置は作動していない」以上、ソナー等での海中海底捜索をせざるを得ませんが、それには日頃からの訓練や海域の潜水艦探査能力がモノを言うのです。 本当に心配です!!
アルゼンチン海軍の潜水艦が母港に向かう途中で消息不明、乗組員の無事帰還をお祈りします!!
日本の海上自衛隊潜水艦「しょうりゅう」 出典:防衛省・海上自衛隊ツイッター
潜水艦はご覧の通り通常動力型では狭いものです。 それでも「しょうりゅう」は、基準排水量2950tの「世界最大級の通常動力型潜水艦」です。
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