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くる天
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東京五輪・パラ五輪開催まであと僅か、今こそ国家・社会から個人に至まで不屈の闘志を燃やさねば!!
[防衛]
2021年6月29日 0時0分の記事

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6月も今週で終わり、7月が目前ですね。

7月と言えば、7月7日の七夕、そして7月23日には東京五輪が開幕、8月24日には東京パラリンピックが開幕します。

東京五輪・パラ五輪開催まであと僅か、非常に「多忙な真夏」になりそうですね!!

そのような時に、古今東西を問わず忘れてはならないのは、選手や五輪関係者のみならず、たとえどんな事があっても、今こそ国家・社会から個人に至まで不屈の闘志を燃やさねばならない、という基本的な事です!!

その際に良い目標とすべき事柄を2件、ご紹介します。

6月27日20時44分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「空自F2に国産長射程ミサイル 防衛省検討」の題で次のように伝えました。

『防衛省は、敵の脅威圏外から発射できる射程が長いスタンドオフミサイルの航空機発射型(空発型)の開発を来年度から本格化させる。航空自衛隊が運用しているF15戦闘機の改修が難航し、米国から購入する予定の空対艦スタンドオフミサイルの導入見送りを検討しているため。国産の空発型スタンドオフミサイルは空自のF2戦闘機や、F2の後継となる次期戦闘機に搭載することを計画している。

F15の改修事業は暗礁に乗り上げている。新たな電子戦装置やレーダーを搭載するなどして米製スタンドオフミサイルをF15に配備する計画だったが、部品の枯渇などで改修費が高騰。初期費用の見積もり約800億円は3倍の約2400億円に膨らんだ。

このため、防衛省は令和2年度予算に計上した改修費約390億円は執行せず、3年度予算でも経費の計上を見送った。今年8月末が期限の4年度予算概算要求までに事業継続の可否を判断するとしており、米側と経費削減交渉を続けている。

コスト削減のために防衛省が検討しているのが米製空対艦スタンドオフミサイル「LRASM(ロラズム)」の導入見送りだ。もっとも、ロラズムの導入を見送れば、政府が進めてきたスタンドオフミサイルの導入計画も変更を余儀なくされる。

政府は最新鋭ステルス戦闘機F35にノルウェー製の「JSM」を、改修したF15にロラズムと、米製空対地スタンドオフミサイル「JASSM(ジャズム)」を搭載する計画だった。

ロラズム見送りであいた穴を埋めるべく検討されているのが国産スタンドオフミサイルの活用だ。防衛省は陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾を長射程化しスタンドオフミサイルとする開発を進めている。これと並行して艦艇発射型(艦発型)、空発型のスタンドオフミサイル開発も行っており、艦発型は4年度から5年程度、空発型は7年程度と開発期間に見通しが立ちつつある。


高騰化しているF15の改修事業そのものを断念する声もあるが、そうなれば当面はF35とF2、F2が退役を始める17年以降はF35と次期戦闘機の2機種での運用となる。一方が不具合などで使えなくなった場合は1機種の運用となるリスクもあり、防衛省幹部は「選択肢は多いに越したことはない」と話している。』

F15そのものが米国製であり、その改修費用も「青天井」の現状では、防衛省・自衛隊がこのようなしたたかで不屈の闘志を燃やして多くの選択肢を持たねばならないのも当然でしょう。

一方、不屈の闘志を燃やし、燃やさねばならないのは個人でも同じです。
同日18時48分に同メディアが「不屈の88歳、三浦雄一郎さん 富士山5合目で聖火運ぶ」の題で次のように伝えました。

『東京五輪の聖火リレーは27日、山梨県で行われ、冒険家でプロスキーヤーの三浦雄一郎さん(88)が富士山5合目で聖火をつないだ。70歳を過ぎてから3度のエベレスト登頂を果たし、80歳7カ月で史上最高齢の登頂記録を打ち立てた「超人」だが、今回のリレーはエベレストに匹敵する挑戦だった。昨夏に頸髄(けいずい)硬膜外血腫を発症。一時はほぼ寝たきりとなったが、不屈の精神でこの日を迎え、「聖火のパワーをいただき、私も勇気づけられた。スポーツにはやはり、希望と夢を与える力がある」と感慨深げに語った。

標高約2300メートル。高山病の症状が出る人もいる富士山5合目を、三浦さんは左手でストックを突き、トーチを掲げる右手を次男で元モーグル五輪選手の豪太さん(51)に支えられながら、一歩ずつ踏みしめるように進んだ。「何度も登り、スキーもした大好きな山。このぐらいの標高は全然大丈夫」と笑顔を見せた。

「奇跡的な光景」。見守った長女の恵美里さん(60)はこう語る。昨年6月に頸髄硬膜外血腫を発症、緊急手術を受けた後、医師からは希望を持てるような言葉は聞けなかったからだ。

何らかの原因による出血で頸髄の硬膜外に血腫ができ、それが脊髄を圧迫することで運動まひや感覚障害が起きる「100万人に1人」とされる神経疾患。札幌市内の自宅で夜中、しびれを訴えた三浦さんは救急搬送されて緊急手術を受けたが、下半身と右半身にまひが残った。

2カ月間はほぼ寝たきり状態に。ただ新型コロナウイルス感染拡大の影響で家族すら面会できなかった。そんな中、三浦さんを支えたのは、発症前に決まっていた五輪聖火ランナーとして富士山を走るという目標だった。「必ず治る。治して、富士山に聖火を運ぶ」と決して諦めなかった。

最先端のロボットスーツを使ったリハビリを取り入れるなど、最善の方法を常に模索した。ほぼ毎日休まずリハビリに励み、立ち上がれるようになったのは半年後。「高齢でもあり、主治医には『リハビリの効果が出るかは何とも言えない』と言われた」と恵美里さんは明かす。しかし、三浦さん自身は「もう一度、自分の足で歩く」と信じて疑わなかった。

8カ月たってようやく、短い距離を自力歩行できるようになり、今年2月末に退院。自宅に戻ると、ジムにも通ってリハビリを重ねた。聖火リレーで手にするのと同じ長さ71センチ、重さ1・2キロの練習用トーチを作り、豪太さんとリレーの練習も。驚異的な回復ぶりに執刀医は「奇跡という言葉は使いたくないが、奇跡的だ」と漏らしたという。

「夢とは幻ではなく、可能性のこと」という三浦さんは、「僕は今、病気で人生の幅が小さくなってしまっているが、諦めてしまえばおしまいだ。希望と夢、目標を持つことで、可能性は広がる」と力を込める。「コロナで1年延び、まだ不安定な要素があるけれど、五輪は選手たちが人生を懸けて臨むもの。そんな素晴らしい機会の一端に関わることができて、本当に幸せだ」と目を細めた。

日本スキー界の草分けだった父、敬三さんは88歳でアルプス・オートルート完全縦走を果たし、101歳で亡くなるまでスキーを楽しんでいた。三浦さんは「今年の冬はスキーをしたい。それからまた、次を考えます」と新たな目標を見据え、目を輝かせた。』

素晴らしい、としか表現出来ない程の不屈の闘志ですね、三浦雄一郎さん!!


東京五輪・パラ五輪開催まであと僅か、今こそ国家・社会から個人に至まで不屈の闘志を燃やさねば!!

困難を克服し勝利しましょう!!



F2戦闘機とその搭載装備
出典:航空自衛隊 HP


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