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10月7日深夜に千葉県北西部が震源の地震は東日本大震災後の各地で発生した一連の地震と関連か!? |
[防衛] |
2021年10月9日 0時0分の記事
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10月7日深夜、千葉県北西部を震源とする地震が発生しました。
気象庁の観測では、以下の通りです。
地震の発生日時 10月07日22時41分頃 震央地名 千葉県北西部 深さ 80km マグニチュード M6.1⇒後にM5.9に修正
筆者はこの時、震源が非常に遠かったせいか、強い風による揺れか、と勘違いする程度の揺れしか感じませんでしたが、翌日未明の報道で、その被害の深刻さを知りました。
気象庁は、10月8日未明、「令和3年10月7日22時41分頃の千葉県北西部の地震について」の報道発表を行い、HPで公開もしていますので、それらをご参考に、防災への備えなどを行う必要があります。
NHKのNEWSWEBでは同日02時10分に、「気象庁会見「都市部で発生した地震 今後1週間程度は注意」」の題で次のように伝えました。
『今回の地震について、気象庁の束田進也 地震津波監視課長は午前0時50分から記者会見を開き「揺れの強かった地域では落石や崖崩れなどの危険性が高まっているので今後の地震活動に十分注意してほしい。また、都市部で発生した地震でエレベーターの停止、コンクリートの落下などにも注意が必要だ。今後、1週間程度は最大震度5強程度の揺れを起こす地震に注意してほしい」と呼びかけました。
そして「今後の地震に備えて倒れやすい家具を固定するなどしばらくの間は用心してほしい。ものが倒れてきて寝ている間に下敷きになってしまうような場所では休まないようにしてほしい」と述べました。
「プレートの境界付近で起きた地震か」 今回の地震のメカニズムについて「岩盤が東西から圧縮されて起きた『逆断層型』と呼ばれる地震で、さらに精査する必要があるが現時点ではフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界付近で起きた地震ではないかと考えている」と述べました。
そのうえで「今回の地震が本震なのかより大きな地震の前震なのかなどは、全体の地震活動が終わらないとわからない。ただ、過去の地震の評価から今後1週間程度、特に2〜3日の間は今回と同じ程度の強い揺れを伴う地震に注意してほしい」と話しています。 「首都直下地震はもう少し浅く規模が大きい地震」 今回の地震と国が想定する「首都直下地震」との関係について気象庁は「今回の地震は想定されている首都直下地震より深い地震で規模も小さかった」と説明しています。
「首都直下地震」は政府の地震調査委員会が今後30年以内に70%の確率で発生すると推計しているマグニチュード7クラスの大地震です。内閣府の想定によりますと、東京が最大震度7の激しい揺れに襲われるなど関東南部で甚大な被害が発生し、最悪の場合、死者はおよそ2万3000人にのぼると想定されています。
気象庁によりますと ▽今回の地震はマグニチュード5.9と推定され、最大震度が5強だったのに対し ▽首都直下地震はマグニチュード7クラスで最大震度が7と想定され、一回り規模が小さくなっています。
今回の地震と首都直下地震との関係について気象庁の束田地震津波監視課長は「想定されている首都直下地震はもう少し浅くて大きな地震で、今回はそれより深い地震で規模も少し小さかったというふうに考えている」と述べました。 「千葉 東京23区 長周期地震動階級2を観測」 気象庁の束田地震津波監視課長は「今回の地震で千葉県北西部と東京23区では長周期地震動階級『2』を観測した。これらの地域の高層ビルの高層階などでは物につかまらないと歩くことが難しく、棚にある食器類や本棚の本が落ちることがあるなど大きな揺れになった可能性がある」と述べました。 05年7月 M6.0の地震と発生場所や規模が似ている また、束田地震津波監視課長は、今回の地震の震源の近くでは16年前の2005年7月23日にも同じような規模の地震が起きていると説明しました。
それによりますと ▽この2005年の地震は震源の深さが73キロ、地震の規模を示すマグニチュードが6.0だったのに対し ▽今回の地震は震源の深さが75キロ、マグニチュードは5.9で 2つの地震は発生場所や規模がよく似ているということです。
束田課長は「この地域は比較的地震が多く起こっている場所で同じ程度の地震が同じような場所で起きたと考えてよいと思う。ただ、2つの地震についての関係性については現時点で言えることはない」と述べました。』
筆者としては、10年前の東日本大震災の経験者として申し上げるならば、震災後、その強いエネルギー等により各地のプレートに歪み等が出て各地に地震が発生するかも知れないと考え、本ブログでも度々、申し上げてきました。
今回に限らず、大和推付近を含めて最近各地で発生している地震等も、何らかの関連がありかも知れません。 警戒体制強化が必須でしょう!!
10月7日深夜に千葉県北西部が震源の地震は東日本大震災後の各地で発生した一連の地震と関連か!?
10月7日深夜、官邸にて千葉県北西部を震源とする地震について会見する岸田文雄首相 出典:首相官邸HP
『(千葉県北西部を震源とする地震について)
千葉県北西部を震源とする地震によって、まず原子力関連施設等の異常は報告されておりません。一方、転倒等による負傷者が発生し、119番通報は多数寄せられているということ、更には鉄道の一部が運転を見合わせているということ、また火災も複数発生しているということ、こうした報告を受けております。東京23区内において震度5強以上の地震が発生するのは10年ぶり、東日本大震災以来ということであります。こうした都市部におけるこの地震によって帰宅困難者が生じているという報告を受けています。こうした帰宅困難者に対しましては、事業者に対してできる限りの協力を要請しているところです。引き続き情報収集と、そして迅速な復旧に政府としては努めていきたいと考えています。以上です。』
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