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くる天
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あなたも覚醒!!ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性16 戦訓を学べ!!
[防衛]
2022年7月6日 0時0分の記事

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ロシアによるウクライナ侵攻という、侵略戦争が開始されてから早くも4ヶ月が経過しました。

とてもとても、この戦争がこの夏に終結する見通しすら立ちません。

翻って、貴方や貴女は、私達は、そして我が日本はこの戦争をどのように向き合い、教訓を、そして戦訓を学べばよいのでしょうか。


最近鋭い指摘の記事を大量に掲載されているJBpressが7月1日06時00分にmsnにて、「元自衛隊最高幹部がウクライナ戦況を徹底分析」の題で渡部 悦和氏の論評を次のように掲載しました。

非常に重要かつ有意義な記事です!!

『ロシア・ウクライナ戦争が2月24日に開始されてから4か月が経過した。

 首都キーウの占領を目指したロシア軍の第1段階作戦は失敗し、現在はウクライナ東部の2州(ドネツク州とルハンシク州)の完全占領を目指した第2段階作戦を遂行中だが、作戦目的を達成していない状況だ。

 世界はこの戦争の影響に苦しんでいる。つまり、世界はウラジーミル・プーチンがいなくなることを望んでいる。

(中略)

ロシア軍の強点と弱点
ロシア軍の強点

 ロシア軍の強みは、ウクライナ東部における航空優勢の確保と圧倒的に優勢な砲兵火力の優勢だ。

 その強みである制空権と砲撃における圧倒的な優位性を生かして戦うことで、ロシア軍は経験を積み、その欠点である人数の少なさ、プロ意識の低さ、士気の低さを補おうとしている。

ロシア軍の人員不足、戦車等の機甲戦力の不足

 ロシア軍の人員不足は深刻である。

 そもそも戦争開始前のロシア軍の実勢力そのものが少なかったが、戦争開始以降の4か月間における人的損耗は膨大でさらに人員の少なさに拍車をかけている。

 例えば、ロシア軍の中核部隊である大隊戦術群(BTG)では深刻な人員不足が発生している。
 
 大隊は通常700人から最大1000人だが、実際には人員損耗の結果200人程度(中隊規模)しかいないという。

 人員不足の解消のためには国家総動員令が必要だと言われているが、プーチンはそれを拒否し続けている。国家総動員なくして人的不足の根本的解決策はないであろう。

 さらに、ロシア軍の兵士の士気は低く、部隊内での不和、多数の脱走兵の発生、命令不服従、早期の除隊要求による離脱など多くの問題を抱えている。

 英国防省は6月28日のロシア・ウクライナ戦争に関する定例報告で次のようにロシア軍の質の低下を認めている。

「ロシア軍は軍隊の中核部隊を投入しながら、セベロドネツクでは戦術的な成功だけしか収めていない。ロシア軍の空洞化が進んでいる」

「現在、長期的にはおそらく維持できないレベルの戦闘力の低下になっている」

 ロシア軍の戦車等の機甲戦力が不足している。ロシア軍の攻撃速度は、装甲車の損失によって大きく低下している。

 戦車などの装軌車や装輪車を投入すると、携帯対戦車ミサイルである「ジャベリン」の餌食になる。

 戦車や装甲歩兵戦闘車(BMP)の莫大な損失により、ロシア軍は戦車をより慎重に使用するようになった。

 また、補給処から非常に古い「T-62」も含めて旧式の兵器を使用せざるを得ない状況だ。それらはヘルソンとザポリージャの前線で主として防御用として使用されている。

 装甲車がなければ、歩兵は長く前進することができない。そして、兵士は疲れ、犠牲者が増え、弾薬が足りなくなる。

 そのため、ロシア軍はゆっくりと攻撃してくる。占領した土地の防衛を強化するための十分な時間と体力が必要なのだ。

 脆弱な物流網に負担をかけずに、徐々に物資を増強すること。最終的に大砲を持ち込む時間を確保するためだ。

 現段階では、ロシア軍の機動戦は期待できない。

 それは彼らにとって不利であり、逆に個々の集落をゆっくりと圧迫し、襲撃することが成功につながっている。

 確かに勝利は小さく限定的だが、それは最終的には大きな意味を持つようになる。

 以上のように、ロシア軍には重大な弱点があるので、一方的なロシア軍の勝利は予想できないのだ。

*2=Uwe Parpart, “Ukraine-the situation June 24,2022”, Asia Times

ウクライナ軍の強点と弱点
ウクライナ軍の強点

 祖国防衛に燃える高い士気は何物にも代えがたい強みになっている。

 ウクライナ軍は、米軍等から指揮幕僚活動、戦術・戦法を学んでいて、ロシア軍に比して柔軟な指揮ができている。

 そして米国をはじめとする西側諸国の軍事的、経済的支援を受けていることは大きな強みだ。これらの支援が続く限りウクライナ軍の敗北の可能性は低いと言わざるを得ない。

ウクライナ軍の弱点

 ウクライナ軍は、セベロドネツクの戦闘で大きな人的および物的損害を出している。多くの経験豊かな将兵を失い、多くの兵器(米国等から供与された最新兵器を含む)を失った。

 ロシア軍に比し、砲兵火力(特に長距離砲の数と弾薬)において圧倒的に不利である。そして、欧米諸国による兵器の提供も遅れている。

 4月時点における兵器の提供は順調に行われて、楽観的なムードに包まれていた。しかし、5月に入って、ウクライナが要求する重火器がほとんど届かなくなったという。

 高機動ロケット砲「HIMARS」や多連装ロケットシステム「MLRS」を含む新しい榴弾砲や自走砲が入荷し始めたのは、最近になってからだ。

 そして、問題なのはその数の少なさである。

 ウクライナ側はソ連製の152mm榴弾砲とソ連製の長距離ロケット砲「BM-30(スメーチ)」や「BM-27(ウラガーン)」の砲弾をほとんど使い切ってしまった。

 そして、新しいソ連製の兵器や弾薬を手に入れることは事実上不可能だ。そのため、ウクライナの砲兵部隊はさらに弱体化した。

 ウクライナ軍は、大きな損失を被っていて、1日100人とか200人が死亡しているという報道もある。

 ロシア軍の長距離砲やロケットに対抗するために、ウクライナ側が要求している兵器システムはHIMARSや270mmMRLSであり、米国等が提供を表明している8個や10両、12両では足りず、100両以上が必要だと主張している。

 以上のように、ウクライナ軍も重大な弱点を有していて、一方的にロシア軍に勝利して、ロシア軍を開戦前の状況にまで撤退させることは難しいと思う。


ウクライナが勝利するためにすべきこと
 ウクライナもロシアは問題を抱えているが、ロシアに敗北することがあってはいけない。ウクライナが勝利するためにはどうすればよいのか。

西側諸国の長距離火砲を大量にウクライナに供与せよ

 ウクライナ軍は、ロシア軍が優勢な長距離火砲とその弾薬を重視して破壊すべきだ。

 そのために、米国のHIMARSのみならず、長射程の榴弾砲「Pzh 2000」と「カエサル(Cesar)」榴弾砲が必要だ。

 しかし、欧米の長距離砲の供給は乏しく、量的に優勢なロシアの長距離砲との戦いに現時点で勝利するには数が不足している。

 勢力均衡の達成には数カ月かかるという意見もある。

 もう一つ方法がある。

 ロシア軍がその優位性を100%発揮できないように、弱点を突くという方法だ。

 具体的には、兵站に関連するが、弾薬庫を破壊することだ。

 この点でウクライナの砲兵部隊は、すでにかなりの成功を収めている。最近、ザポロージアやドンバスでロシア軍の倉庫が4、5回大きな爆発を起こしたという報道がある。

 ロシア軍のもう一つの弱点は歩兵である。

 歩兵、特に経験豊富な兵士を損耗させることで、ロシア軍の作戦を失敗させることができる。

 この点で、砲兵部隊の火力により、プーチンの歩兵部隊、特に経験豊かな民間軍事会社所属の傭兵ワグネルの部隊やチェチェン人のカディロフ部隊に大打撃を与えることを徹底的に追求すべきであろう。

ウクライナ軍はロシア軍の弱点である南部での攻勢を実施すべきだ

 ロシア軍は現在、東部2州に戦闘力を集中している。

 そのため、南部のヘルソン州とザポリージャ州が配備の弱点になっている。

 南部において攻勢をかけ、ロシア軍を両州から追い出すことが重要だ。

 今までウクライナ軍は既に少ない兵力でこのことを開始しているが、より大きな戦力で両州において攻勢をかけるべきだ。

 その際に、両州に存在する反ロシア勢力のパルチザンと密接に連携すべきだろう。ウクライナ軍とパルチザンの両方に攻撃されるとロシア軍の防御は難しくなる。

 南部におけるウクライナ軍の攻勢は、ドンバス地方に戦力を集中しているロシア軍の弱点を突くことになり、ロシア軍は増援部隊をヘルソンなどに派遣しなければならず、東部戦線の戦力が削がれ、東部戦線でもウクライナ軍の攻勢が可能になることが期待できる。



結言
 この戦争の本質は、明確で決定的な勝利が予測できないことだ。

 ウクライナおよびロシア、双方ともに人的・物的損耗は大きいし、それを穴埋めすることは簡単ではない。

 プーチンにこれ以上ウクライナの領土を譲り渡すことは、1945年以来国際秩序を支えてきた国家主権の原則に致命的な打撃を与えることになる。

 これ以上の勝利をプーチンに与えてはいけない。

 そのためには劣勢の中でロシア軍に対して善戦しているウクライナ軍に対して近代的な重火器と弾薬を大量かつ迅速に提供すべきだ。

 プーチンの戦争は明らかに戦略的に失敗している。

 戦争によりNATOをはじめとする西側諸国の結束は強まった。3年前にフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、「NATOは脳死状態だ」と嘆いたが、今やNATOは復活しようとしている。

 さらに、中立国であったフィンランドとスウェーデンのNATO加盟が2023年までに実現できそうな状況である。

 ロシアにとっては、大切な緩衝国であったフィンランドを失い、NATO加盟国フィンランドと直接国境を接する事態になってしまう。

 ロシアは、NATOと争えば負けることを理解している。

 現在最も大切なことは、NATO諸国をはじめとする民主主義諸国がさらに結束して、継続的にウクライナを支援し続けることだ。

 この大規模、継続的、迅速なウクライナへの支援こそが世界の平和と安定に不可欠であることを強調したい。

 最後に、ゼレンスキー大統領の叫びを紹介し、本稿を締めくくりたいと思う。

「今こそ、私たちを定義する民主的な価値を守るときだ。今こそ、勇敢なウクライナの闘いを支援するときだ」

「今こそ、われわれは友人やパートナーとともに、欧州全域の平和を維持するために立ち上がるときだ。今が我々の瞬間だ。それをつかめ」』

最早、ロシアのウクライナ侵攻という侵略戦争では、中立的な立場など、もう世界のどこにも存在しません。

我が日本は、筆者がこれまで本ブログ等で訴えてきたように、ウクライナの立場と基本的に同じ立場である以上、ウクライナ側に立たざるを得ないのです!!

それなれば、ロシアとウクライナ双方の戦訓を学び、そして外交や安全保障体制、防衛力強化に世界で一番早く、かつ最も効果的に生かさねばなりません!!



あなたも覚醒!!
ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性16 
戦訓を学べ!!
そして自主外交力や自主防衛力強化を!!




ロシア軍によるウクライナ侵略の状況(令和4年6月28日時点)
出典:防衛省・自衛隊HP


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