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当時小学5年生の娘がパパでていかないで |
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2022年4月3日 17時0分の記事
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レビー小体型認知症の母親の介護をするため、嫁と娘を賃貸マンションに残し、一人実家に引っ越しました。
その時、小学5年生の娘がパパ出ていかないでとすがりつくのです。
母親の介護のためしょうがないかと思い、娘に「ごめんねでむすぐ近くだからいつでも会えるよ」と言いながら後ろ髪をひかれる思いで家を後にしたのです。 レビー小体型認知症ってパーキンソン病の症状も伴うのです。
あの志村けんがコントで、ばあさん役をやるとき、手の震えを大げさにやってましたよね。
うちの母親も全く同じ手の震えなので母親に向かって「ちょっとその手の動き志村けんのじいさんばあさんと同じじゃん」と言って大笑いしてました。
昼はヘルパーさんに来てもらい、夜は自分が介護するのですが、母親が眠れない日が多くなるのです。
レビー小体型認知症は幻覚も見えるようで、「そこにありがびっしりいる」とか「しらないおじいさんが座っている」とかいうので「幻覚だからいないから」と言っても聞かないし、トイレにしょっちゅう起こされるわでなかなか寝ることが出来ない。
自分でうんこも出すことが出来ないこともあるから、その時は浣腸をしたり。
しばらく便秘が続くと肛門のとばっ口の便が大きくなりすぎて出ない。
その時は、しょうがないから摘便といって、母親の肛門に指を突っ込んで大便をほじくり出したりもしました。
さらに夜中にあれ買ってこいだのなに買ってこいだの、自分中心に行動するようになるんですよね。
母親の思った通りに行動出来ないと「このバカ息子〜〜〜!」とどやされる。
このバカ息子か。自分の人生が走馬灯のように浮かんでは消え、消えては浮かび、たしかにそうだよな、バカ息子だよなとおもいながらなんか笑える。
そんな生活が3か月ほど続いて体重も15kgほど落ちました!
夜中母親の介護で眠れないから、仕事に行っても頭が回らずに失敗ばかり。
一応上司のおばちゃんからもどやされる。
みじめな俺。
この時が一番きつかった!
ただ、このでかい壁を乗り越えれば何とかなる、というか何とかして見せるという確信めいたものが不思議とあったのです。
別に人に迷惑かけているわけでもないし、まあ娘には申し訳ないことしたけど、しょうがないじゃんと
自分の親の面倒を見る、これって子供として当然で正しい行いだと確信していたから、別に後ろめたい気持ちは一切なかった
嫁にもボロクソ言われたけど、右耳から入って左耳から抜けてった はいはいそうですね。ごめんなさいねWWWと 笑い飛ばしてた! |
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