神戸新聞杯の穴馬探し | |
2011年9月24日 22時15分の記事 | |
日は「神戸新聞杯の穴馬探し」の穴馬探しをしてみます。 2000年の番組改編(=菊花賞の開催時期繰り上げ)で、当レースが関西圏唯一の菊花賞トライアルとなったことで、菊を目指す春のクラシック実績馬がこぞって当レースに出走するようになりました。 さらに阪神競馬場が改修された2007年からは、距離が2400mに変更されています。
では、まず近4年の「その年のダービー1着馬・2着馬」の神戸新聞杯での戦績からチェックしておきましょう。 2007年 ダービー1着馬 ウオッカ → 不出走 ダービー2着馬 アサクサキングス → 2着(5番人気) 2008年 ダービー1着馬 ディープスカイ → 1着(1番人気) ダービー2着馬 スマイルジャック → 9着(4番人気) 2009年 ダービー1着馬 ロジユニヴァース → 不出走 ダービー2着馬 リーチザクラウン → 2着(3番人気) 2010年 ダービー1着馬 エイシンフラッシュ → 2着(1番人気) ダービー2着馬 ローズキングダム → 1着(2番人気) 東京に特に高い適性があったスマイルジャックを除き、「その年のダービー連対馬」が神戸新聞杯に出走した場合は、上記のように全く崩れていません。 改修以降の近4年の当レースは、紛れの少ない阪神の広い外回り、しかもダービーと同距離での開催になったことで、ダービー上位組が「取りこぼしにくい」環境が整った(整ってしまった?)ということなのでしょう。 今年もダービー1・2着馬のオルフェ−ブル・ウインバリアシオンが揃って当レースに出走してきます。先週のセントライト記念に、例年とは違って「ソコソコ強い関西馬」がこぞって遠征した事も、この2頭(もちろん、特にオルフェ−ブル)が認められている何よりの「証」でもあります。 この2頭については、調教検証も含めた上でPART3以降で改めて見解をお伝えしますが、2頭とも「東京で実力が5割増しになるスマイルジャック型の馬」とは思えませんし、さすがに「消すのは無謀」という状況が浮かび上がってきます。 では、この神戸新聞杯の近4年好走馬の「前走」履歴を確認しておきましょう。 ★=5番人気以下の馬です。 2007年 1着 ドリームジャーニー 前走/ダービー5着 (中16週) ★2着 アサクサキングス 前走/宝塚記念15着(中12週) 3着 ヴィクトリー 前走/ダービー9着 (中16週) 2008年 1着 ディープスカイ 前走/ダービー1着 (中16週) 2着 ブラックシェル 前走/ダービー3着 (中16週) 3着 オウケンブルースリ 前走/阿賀野川特別1着(中4週) 2009年 ★1着 イコピコ 前走/ラジオNIKKEI 4着(中11週) 2着 リーチザクラウン 前走/ダービー2着 (中16週) ★3着 セイウンワンダー 前走/ダービー13着(中16週) 2010年 1着 ローズキングダム 前走/ダービー2着 (中16週) 2着 エイシンフラッシュ 前走/ダービー1着 (中16週) ★3着 ビッグウィーク 前走/玄海特別1着 (中2週) ※アサクサキングスはダービー2着後に宝塚記念に出走 ダービー上位組が強いレースということは確かなのですが、 ・ダービーで「5着以下だった馬」も当レースで巻き返しています ・★印の付いた5番人気以下の馬に限ると、好走4頭のうち3頭は「前走がダービーではなかった馬」でした 神戸新聞杯は 東京に特に高い適性があったスマイルジャックを除き、「その年のダービー連対馬」が神戸新聞杯に出走した場合は、全く崩れていません。 神戸新聞杯で好走するのキーワードはこれです。 そのキーワードとはこちら→(「競馬は確率のゲーム。」)72位 | |
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