札幌2歳Sの穴馬探し | |
2011年9月30日 20時27分の記事 | |
北海道開催のトリを飾る、恒例の2歳重賞。 (土曜日に行なわれます) 08年には当レースを勝ったロジユニヴァースが、後に日本ダービーを制しています。
さて、8週前の「函館2歳S」当欄予想にて、次のような「傾向」をお伝えしました。 「過去の函館2歳Sで、 1〜3番人気で4着以下に凡走した人気馬の多くが、前走から中4週以上空いていた馬だった」 開幕週や2週目など、早期の新馬戦を勝ち上がった馬は、ただでさえ調整が難しい2歳馬で、あまりレース間隔が 空きすぎると、かえって調整が難しくなってしまうという事。 さらに「早い週での好走実績」は、仕上りの早さを存分に活かして初戦突破に照準を合わしていた馬が多く、早期のレース自体がA級素質馬の出走も少なめのため、アテにしづらいという事。 この2点の推測根拠+他の血統面などから、コスモメガトロン(1番人気4着)は危険な人気馬と判断。 軸馬としてはファインチョイス(2番人気1着)を信頼、とお伝えしたワケです。 それでは、同じ北海道で行なわれる2歳戦でも、8週間たった札幌2歳Sの「傾向」はどうなっているのでしょうか? ちなみに函館2歳Sの「傾向」は以下の通りでした。 ☆1 父系か母系がミスプロ系の馬やその他パワータイプの血筋が優勢 バクシンオー産駒は人気ほどの信頼感なし ☆2 前走からのレース間隔が中3週以内 ☆3 11頭立て以上の多頭数競馬を経験済み ☆4 前走で逃げ以外の競馬を経験 ☆5 前走で上がり36秒台をマーク かつ出走馬の中でも速い上がりタイムでまとめていた ☆6 鞍上はデビュー時から変わらずor今回競上強化 まずは、札幌2歳Sの近5年好走馬の血統から見てみましょう。 馬名は省略(カッコ数字)は人気順 「道」は道営所属馬または道営デビュー馬 血統は父・母父。系統を以下の印で表記 ☆サンデー系 ★ノーザンダンサー系 ○ミスプロ系 ●ロベルト系 ◇ナスルーラ系(グレイソブリン系のぞく) ◆ナスルーラ系(グレイソブリン系) ※その他 10年 1着(3) ☆ネオユニヴァース ●ナリタブライアン 2着(2) ◆ジャングルポケット ☆サンデーサイレンス 3着(1) ○キングカメハメハ ☆サンデーサイレンス 09年 1着(3) ☆マンハッタンカフェ ◇Rahy 2着(4) ☆スペシャルウィーク ★Storm Boot 3着(6) ☆タヤスツヨシ ◇トウショウボーイ 08年 1着(1) ☆ネオユニヴァ−ス ★Cape Cross 2着(5) ★チーフベアハート ★アスワン 「道」 3着(3) ○マジックマイルズ ★エリシオ 「道」 07年 1着(6) ☆マンハッタンカフェ ◇Mt. Livermore 2着(1) ☆フジキセキ ★Dixieland Band 3着(13) ※タイキシャトル ★アサティス 06年 1着(1) ★チーフベアハート ★フレンチグローリー 2着(5) ◆アドマイヤコジーン ◇ミスターシービー 3着(2) ※ボストンハーバー ○Majestic Light 近年、特に強いのが「スタミナ寄りの父サンデー」馬、サンデー内包馬などです。函館2歳Sは短距離戦ということもあってミスプロ内包馬や、ダートでも通用しそうなパワータイプの血筋が優勢とお伝えしていましたが、札幌2歳Sは一転して「クラシックでも通用しそうな王道タイプの配合」が強く、特に父方が「一定のスタミナ量を有したサンデー」の馬が強い傾向。 「道」マークの付いた馬を除くと、近4年の好走馬10頭のうち9頭がサンデー内包、うち7頭が父サンデー系の馬となっています。 札幌2歳Sは 「クラシックでも通用しそうな王道タイプの配合」が強く、 特に父方が「一定のスタミナ量を有したサンデー」の馬が強い傾向。 そしてこの経験で好走したことのある馬に注目したいです。 この経験とはこちら→(「競馬は確率のゲーム。」)56位 | |
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