西遊記 | |
[エイガ] | |
2007年8月22日 0時1分の記事 | |
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三大奇書の一つ西遊記。 何度もドラマ、アニメなどでリメイクされ続けるお馴染みのお話が、最新キャスト版で映画化。 天竺を目指し砂漠を横断する三蔵法師一行。 水も食糧も尽き、なんとかたどり着いた町で偽物の三蔵一行に出会う。 一日で緑溢れる町が砂漠化して苦しんでいたその町では、三蔵法師の法力にすがりたいと、三蔵法師に謝礼を用意していた。 その謝礼を目当ての偽物が次々現れていたのだった。 町を治める姫に本物と認められた一行は、町を苦しめる妖怪を退治するため、姫の案内で妖怪がいるという山に向かう。 その妖怪の名は、絶対妖怪とおそれられる「金閣大王・銀閣大王」。 果たして三蔵、悟空、悟浄、八戒は町を救うことができるのか!?
香取慎吾を孫悟空にキャスティングし放送された「西遊記」の映画版。 映画のためにテレビで「金閣・銀閣」のエピソードを作らなかったとか・・・。 カンヌ映画祭では同局で放送されたテレビドラマの映画版「HERO」とともに、大々的に宣伝していましたが・・・ はっきり言って、このできでカンヌのあの馬鹿騒ぎは恥ずかしいです。 まだまだ日本映画はスペクタクルな映像表現は苦手なようです。 映像だけでなく、脚本や演技、アクションもスペクタクル映画をわかっていないというか、レベルが全然足りていないというか・・・観ていて痛々しく感じました。 香取慎吾の孫悟空は終始ウザイキャラ。 三蔵、悟浄、八戒、リンリン、老子のメインキャラはいてもいなくても一緒。 そもそも、テレビシリーズの時から思っていたけど「なまか」ってなに? そんなわざとらしい間違え方しないでしょ? 「なまか」という台詞が出るたびに、しらけてしまいます。 今作はその「なまか」がメインテーマらしいけど、ゲストキャラとメインキャラたちの「なまか」としての絆が感じられないから、ますますシラーとなってしまいます。 ストーリーも前半はとっても退屈。 中盤の悟空と銀閣の追いかけっこからおもしろくなってきましたが、その後またまた退屈なシーンが続いて・・・ おそらく一番の見所アクションシーンも、なんだか今ひとつ盛り上がりに欠け(つい、ウトウトしちゃいました・・・)、気づけば悟空が 髪を逆立て金色のオーラでパワーアップ!! テレビシリーズも賛否両論でしたが、僕は結構楽しめました。 香取慎吾も好きだし、ウッチャンも好き。 なので映画も見に行ったのですが・・・。 金もかかっている、ロケもちゃんとしている、キャスティングも演技のできる人を据えている。 ・・・いったい何がどうなってこうなったのか? | |
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