EXMACHINA | |
[DVD] | |
2008年3月19日 2時50分の記事 | |
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アップルシードから3年。アクション映画の名匠ジョン・ウーのプロデュースで続編が登場。 世界大戦で全人口の半数を失った人類。 生き残った人類は中立都市オリュンポスを建設。 大戦で傷ついた者は機械の体を手に入れサイボーグとして生きながらえ、また感情を抑制した新たな人類バイオロイドを生み出しオリュンポスは世界各国の戦争仲介者として機能していた。 今や数少ない人間であるデュナンは、オリュンポスの特殊部隊ESWATの隊員として、サイボーグであるブリアレオスとコンビを組みテロの鎮圧に従事していた。 ある日デュナンが当たった任務は、犯人すべてがサイボーグという奇妙なものだった。そして、そのサイボーグはすべてポセイドン社の部品を使用していた。 そしてブリアレオスはその任務中に大破し、一時戦線を離れる。 ブリアレオス不在の間にデュナンのパートナーとして配属された男は、サイボーグになる前のブリアレオスのDNAから作られたバイオロイドだった。 ブリアレオスと全く同じ姿形、思考を持つバイオロイドに困惑するデュナン。 そしてサイボーグウィルスと思われていたテロは新たな展開を見せオリュンポスはと世界は壊滅的な危機を迎える。
攻殻機動隊の士郎正宗原作のアップルシードを、CGドール(?)が演じる劇場アニメ第2弾。 アップルシードに比べると、同じ手法のベクシルはかなり違和感なく観られました。 そして今作は、ベクシル以上にすんなり受け入れることが出来ました。 これは、技術の向上による物なのか? 観ている我々がなれてしまったのか? とにかくこれまでに比べると、格段にキャラクターたちの質感はアップして、なんというか・・・そう、体重を感じることが出来ました。 テレビゲームに挿入されるムービーレベルのCGアニメが約100分続きます。 ストーリーは相変わらず単純明快。アップルシードに間違いありません。 見所はやっぱりアクションシーン。 銃撃アクションはまるっきりハリウッドの刑事アクション映画です。 こればっかりは観てもらわないと伝わりません。 デュナン&ブリアレオス、デュナン&テリオス、デュナン&ブリアレオス&テリオス、ブリアレオスVSテリオスなどなど、アクションシーンてんこ盛り。 さらに伏線などほとんど無いのですが、デュナンとブリアレオス、テリオスの三角関係も、ちょっぴり興味深い。 士郎正宗ワールドが好きな方は楽しめる作品になっているのではないかと思います。 このクオリティを維持もしくは向上出来るなら、もっとこの手法のアニメを観てみたい、って気にしてくれます。 あまり期待せずに観たせいか、ちょっと得した気分にです。 エクスマキナを楽しむ前に、前作「アップルシード」を観ておくとデュナンとブリアレオスの関係がより理解できて、楽しさ倍増かもしれません。 いやぁ。ブリアレオス、相変わらずカッコイイです。 | |
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