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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第24期受験直前講座 (1)直流回路の演習問題
2019年7月9日 9時30分の記事
 
              第24期受験直前講座
              (1)直流回路の演習

今回から  2019年8月期の試験に向けて受験直前講座
を行います。受験直前講座では、通常の講座でお話を
していません、試験には、直接関係しないお話や、実
際の試験で役立つお話を致します。
いつもの受験直前講座では、”電磁気” から始まり、”
電気回路”、そして  問題数の多い ”空中線と電波伝搬
”の様に進めるのですが、今期は、勉強したばかりの”
電気回路”から始め "電磁気”、”空中線と電波伝搬” と
言う順番で進める事と致します。

今回は、電気回路の計算の基礎である、抵抗の直列回
路と並列回路の計算の仕方の復習をいたします。
その後、直列回路と並列回路それぞれの演習問題を出
題いたします。
そして最後の演習問題で直並列回路の枝路に流れる電
流の演習問題を出題いたします。枝路に流れる電流に
ついては、直列回路と並列回路のお話を思い出して今
回のお話の内容を考えてみて下さい。
解答は、次回、行います。
ちなみに、以上の問題は、直流回路と呼ばれます。
それでは、演習の前に復習をしておきましょう。

(1)直列接続時の合成抵抗値
 
  電池の電圧:V に抵抗R1、R2、 R3 が 直列に接
      続されています。
  そこに流れる電流:I は、合成抵抗を R とした時
      の R により決まります。

  3つの抵抗へ左から 流入する電流と、3 つの抵抗
  
を通って出てきた電流の値は  同じです。(回路上
     の直列部分では、何処でも 同じ電流流れると言
     う事が、一番重要ですので忘れないで下さい。
     (勿論、どの抵抗を流れる電流も同じです。)

   例えば、中が詰まっているパイプに 息を吹き込ん
     だとします。
   しかし、中が詰まっていますので 息を吹き込む事
     は、出来ません。よってパイプの反対側から 息が
     出て来る事は、ありません。
  
   そこで、パイプの詰まりを少し取り除いてやり 息
     を吹き込みますと反対側から、吹き込んだ息と 同
     量の息が出てきます。当たり前ですネ。 パイプの
     中で吹き込んだ息が 消えたり 増えたりする事は、
     ありません。
   電気回路でも同じ事です。 電池から流れ出た電流
     は、回路の途中でも、 電池へ戻って来た電流も皆
   同じです。


   それでは、以上の事を頭に入れて合成抵抗:Rを求
     めてみます。
   どの抵抗に流れる電流も同じです。 
   そこで、回路を流れる電流を Iとしますと各抵抗の
     両端の電圧は、

   V1 = I・R1 、 V2 = I・R2 、 V3 = I・R3

   となります。
   電池の電圧は、Vです。各抵抗の両端電圧を足すと
     電池電圧と同じにならなければおかしいですネ。

     よって

      V = V1 + V2 + V3
         = I・R1 + I・R2  + I・R3
         = I ・(R1 + R2 + R3)

   (R1 + R2 + R3) = V/I
       = R

   よって合成抵抗の値:R は、

        R = R1 + R2 + R3

   
となります。抵抗の数は、関係ありません。回路中
     の抵抗の数だけ個々の抵抗値を足せば 良いのです。


(2)並列接続時の合成抵抗値

続きは、記事をお買い求めの上お読みください。

当塾は、今年の10月でまる12年になります。
ここまで続けてこられましたのは、皆様方のお陰と感謝して
います。
今後も、低価格で分かりやすい合格の為の講座を続けてま
いる所存ですので、宜しくお願いいたします。
「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の記事が書いてあります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、本文をお読み下さい。



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[カテゴリ:無線工学]
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