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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第26期無線工学第10章電気回路 (3)コンデンサーの働きその3 |
2020年6月21日 9時30分の記事 |
第10章電気回路 (3)コンデンサーの働き その3 前回迄に絶縁物(誘電体)を 2枚の金属板で挟んだコンデ ンサーに”電荷を蓄える仕組み”、と”電流が流れる仕組み ”についてお話をしました。 今回は、コンデンサーに交流を繋いだ場合の コンデンサ ーの振る舞いを中心に お話をいたします。その後、演習 問題を出題いたします。 1.電荷の蓄積とコンデンサーの両端電圧の関係 元々、 コンデンサーは、 誘電体の両側に2枚の金属の板 を向い合わせた構造ですので、 直流でも交流でもコンデ ンサーの内部 (2枚の金属板の間) を貫いて電流は、流 れません。 よって、電流が流れるとしているのは、 コンデンサーの 両端の導線のみです。 コンデンサーそのものを 貫通して電流が流れる訳では、 ないのですが、 コンデンサーの両端の導線に流れる電 流の向きが同じですので、 コンデンサーをブラックボック スとし、両端に繋がれだ導線のみを見ますと コンデンサ ーを貫いて電流が流れている様に見えます。 まるでマジ ックの様です。 皆様は、Q=C・Vと言う大変重要な式を覚えられている 事と思います。Q は、電荷。C は、コンデンサーの静電 容量、そしてV は、コンデンサーの両端電圧です。 静電容量:Cのコンデンサーに 電荷:Q が貯まるとコン デンサーの両端電圧は、 V になると言う事を表していま す。 注・・・上の図のギザギザの線は、 抵抗を表しています 。現在の試験問題では、 長方形で表されていま す。 上の図の様に コンデンサーと抵抗を直列につなぎ時間t1 にSW(スイッチ)を入れます。 その時のコンデンサーに流れる電流(正確には、コンデン サーの両端の導線に流れる電流)とコンデンサーの両端 電圧をグラフにしたものが下の図です。 t1で電流は、一瞬にしてMAXとなり、急激に減少して電 流が流れなくなります。一方電圧は、t1 の瞬間は、0[V ] ですが急激に電圧が高くなり 電池の電圧と同じ電圧に なり その後は、変化が有りません。 この図は、Q=C・V そのものを表したグラフとも言えます。 電荷の移動 (つまり電流 ) により コンデンサーに電荷が 貯まっていくに従い、電圧が高くなります。 やがて、コ ンデンサーに電荷が最大に貯まったところで コンデンサ ーの両端電圧が電池の電圧と同じになり 電荷の移動(電 流 )が止まります。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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