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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第26期受験直前講座 (15)トランジスターの解答 |
2020年8月4日 9時30分の記事 |
第25期受験直前講座 (15)トランジスターの解答 今回は、前回出題致しましたトランジスターの電流増幅率 に関する演習問題の解答と解説を行います。 まずは、演習問題からご覧下さい。 [演習問題21] 次の記述は、トランジスターのベース接地電流増幅回路の 電流増幅率:αとエミッター接地電流増幅回路の電流増幅 率:β の関係について述べたものです。 ( )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から 選んで下さい。 (1)図-1に示す回路は、( A ) 接地電流増幅回路で、エミッ ター電流;IE [A] とコレクター電流:IC [A]の間には、 IC = αIE の関係がある。 このときのベース電流:IBは 、図-2 で表される。 IB = IE - IC = ( B ) [A] (2)βとαの関係は、次の式で表される。 β = IC/IB = ( C ) (3) よってα は、β より ( D )。 A B C D 1 エミッター (1-α)IE α(1-α) 小さい 2 ベース (1-α)IE α/(1-α) 小さい 3 エミッター (1-α)IE α/(1-α) 大きい 4 ベース (1-α)IE α(1-α) 大きい 5 ベース (1-α)IE 1/(α-1) 大きい 図-1 図-2 [演習問題21の解答と解説] A 答えは、 ”ベース” 。 トランジスターを使った増幅回 路には、 エミッター接地増幅回路 ベース接地増幅回路 コレクター接地増幅回路 以上の3種類があります。 それぞれ、特徴があり、航 空無線通信士より上級試験では、その特徴に関する問 題も出題されますが、航空無線通信士の試験で問われ るのは、上の2つの電流増幅率を 知っているかだけで す。 それぞれの増幅回路の回路図をイメージで覚え、その 名前も意味も分からずに暗記されると言う方も多いの では、ないでしょうか? 内容を理解する事で不確実な暗記をしなくても済む様 になります。 そもそも各回路に共通して付いてる ”接地” とは 何の 事でしょうか?その点から考えてみましょう。 図-3 図-3 は、ベース接地増幅回路です。GNDと書いてあ る所は、GROUND の事です。GND は、電気の世界 では、EARTH(アース:地球)と同義語です。 電気の(電圧の)基準は、GND です。 図-3 を少し説明いたします。 ベースが GND に接続 されています。つまり、ベース接地となります。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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[カテゴリ:無線工学] |
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