この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第26期受験直前講座 (18)DSB送信機の解答 |
2020年8月11日 9時30分の記事 |
第26期受験直前講座 (18)DSB送信機の解答 今回は、前回出題致しましたDSB送信機の構成について の演習問題の解答と解説を行います。 それでは、演習問題から見てみましょう。 [演習問題24] 次の記述は、 図に示す AM (A3 E) 送信機の原理的な構 成について述べたものです。( ) 内に入れるべき 字句の正しい組合せを下の番号から選んで下さい。 (1) 緩衝増幅器は、各種の増幅器による動作の影響が( A ) に及ぶのを軽減する働きをする。 (2) 周波数逓倍器には、一般に C級増幅回路が用いられ 、コレクター電流の波形を故意にひずませ、その中 から ( B ) を同調回路で取り出している。 (3) 変調増幅器は、搬送波の変調に必要なレベルまで音 声信号を増幅するが、その出力が大きすぎて過変調 になって歪が生じたり、電波の占有周波数帯幅が ( C ) なったりしないレベルに増幅を行う。 ※図面番号は、以前使用した図ですので、図-1は、あり ません。 ※F は、発振周波数。n は、整数を表します。 A B C 1 水晶発振器 高調波成分 広く 2 水晶発振器 低調波成分 広く 3 水晶発振器 低調波成分 狭く 4 周波数逓倍器 低調波成分 狭く 5 周波数逓倍器 高調波成分 広く (1)問題の意図するところが不明なのですが 答えは 、”水晶発振器”になります。 どんな変調方式の送信機にしても、電波の元とな る高周波電流を作る必要が有ります。 初期の送信機は、この高周波電流を電子回路では なく発電機で作り出していました。 各家庭に来ている電気は、発電機で発電した50[ Hz]ないし60[Hz]の交流ですが、数十 [kHz] の 交流を発電し、アンテナへ繋いでいた様です。 さて 遠い昔のお話をしてもしょうが無いので電 子回路で高周波電流を作るお話に戻します。 電子回路で高周波を作る為には、”発振回路”が必 要です。発振回路は、増幅器の一種なのですがそ の出力は コイルとコンデンサーで構成される共 振回路の両端電圧として取り出します。 この共振回路は 負荷(電力を消費する所) になり ます。 この出力を緩衝増幅器なしで直接アンテナに繋い でアンテナから電波として輻射する事を 考えてみ ます。 アンテナは 電波を輻射する事を別としますとコイ ルとコンデンサーと抵抗で等価回路を作る事が出 来ます。 この等価回路が 先ほどの発振回路の負荷の一部と なります。 アンテナが 仮に風等で形状が変化し続けるとしま すと等価回路の各素子の値も変化します。 すると 発振回路の負荷が変動しますので発振周波 数が変化します。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか ?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて あります。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)] |
[カテゴリ:無線工学] |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] |
| |