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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第27期無線工学第2章航法支援施設 (6)パルス・レーダーの最大探知距離その2
2020年9月29日 9時30分の記事
 
            第2章航法支援施設
         (6)パルス・レーダーの最大
           探知距離を伸ばすその2

今回は、前回に引き続きパルス・レーダーの最大探知距離を
延ばす方法をお話いたします。

(3)パルスのエネルギーを大きくする

  再度、パルスと搬送波、そしてパルス変調波をご覧下さい
  。
  パルス変調波は、パルスと搬送波を掛け合わせたもので
      、パルスの電圧が高い時だけ、搬送波が空中線から輻射
     されます。
   パルスの幅:A を広げて行きますと 最終的には、パルス
     変調波は、搬送波そのものになります。
   この状態で輻射される電波のエネルギーは、 最大になり
     ます。
  
  逆に、パルス周期:T を短くして行きます。一番短い状
      態は、パルス幅:A の時間と同じ。 つまりパルス幅:A
      の始まりから パルスの周期:T [s] 後には、パルス幅:
      A のパルスが始まりますので、これまた、搬送波のその
     ものになります。
  搬送波の輻射が無くなります。

  結論
  パルスのエネルギーを大きくするには
    ・パルス幅:A を広くする
    ・パルス周期:T を短くする

  注意
  パルス周期:T を短くしますと目標物からの反射波が戻
  る前に次のパルス変調波を輻射する事になりますので、
  逆に探知距離が短くなってしまいます
  つまり、目標物迄の距離が短くないと、受信されないと
  言う事です。
      
  どの位の範囲迄を探知するか決めて、その探知距離に見
  合ったパ
ルスの周期にする必要があります。
  
  よって、最大探知距離を伸ばすには、パルス幅を広げる
  事が有効です。
  次の(4)項を参照して下さい。

(4)パルス周期を永くする



   
    送信パルス 1のパルス周期の場合、遠くから戻って来
        た反射パルスを受信してから次のパルスを送信してい
        ますが、送信パルス2のパルス周期では、 反射パルス
        が戻って来た時には、次のパルスを送信していますの
        で、反射パルスを受信できません。
    と言う事は、パルス周期を永くすれば、遠くから戻っ
    来る反射パルスを受信出来る事になります
 

中略


(図では、電波の通路と書いてありますが  実際には、地
  上から輻射された電波は、地上からの高さにより電波の
  屈折率が変わりますので幾何学的直線と地球との接点よ
  り少し先迄、電波が届く事を表しています。)

次回は、航法支援施設の最後と致しまして、電波高度計のお
話を致します。 これまで、無線工学では、”空中線と電波伝
搬”、そして今回の”航法支援施設”とお話をしてきましたが、
ここ迄ご理解いただければ、合格に必要な点の 2/3が取れる
事になりますので、再度復習をしておいて下さい。無線工学
では、このところ出題が多くなりました ”半導体・電子管・
電子回路”を加えますと満点の70% (合格点)の問題に答える
事が出来る様になります。 8月、9月、10月が 合格の為に大
変重要な時期になります。




全文は、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな
い資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい
今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの
では、ないでしょうか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
あります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下
さい。
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[カテゴリ:無線工学]
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