このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
この記事は、有料記事です。
TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第27期無線工学第3章半導体・電子管・電子回路 (5)トランジスターの電流増幅率その1
2020年10月10日 9時30分の記事
 
       第3章半導体・電子管・電子回路
              (5)トランジスターの
               電流増幅率その1 

前回、トランジスターの原理をご説明いたしました。
ベース電流:Ib が流れるとコレクター電流:Ic が流れる
と言うのがトランジスターの基本です。
Ib の変化に対してIc がどれだけ変化するかを論じるのが
電流増幅率です。
今回は  ベース接地の電流増幅率とベース接地回路の特
徴についてお話を致します。

トランジスターを使った増幅回路には、3つの種類があり
ます。

   1.ベース接地回路
   2.エミッター接地回路
   3.コレクター接地回路

この3種類の回路の違いは、 トランジスターのどの端子を
接地するかの違いによりそれぞれの特徴が出てきます。
”接地”とは、読んで字のごとく、地面に接すると言う事で
すが、地面へ接地するとは、どう言う意味があるのでしょ
うか?
電子回路が地面に関係するのでしょうか? と言う 2 つの
疑問を感じられている事と思います。
2つ目の疑問から先にお答えします。
地面とは、地球の事で地球は、英語でearth (アース)と言
います。電気器具には  安全の為にアースを付けると言う
事を聞いた事がありませんか?
このアースとは、earth の事です。
earth(地球⇒地面) は、電気の世界で基準になります。

よって、電子回路や電気器具は、earthが関係します。
次に1番目の疑問についてお答え致します。 
接地するのは、電子回路の基準となる部分です。
簡単に申しますと、電圧の基準点を接地します。


電源(電池を含む)の端子電圧は、両端間の電圧の差です。
電池を例にしますと  電池の平らな方を基準とすれば、小
さな出っ張りがある方は、+1.5 [V]と言う事になります。
逆に出っ張った方を基準と考えれば、平らな方は、−1.5
[V] となります。 

基準に物理的な意味合いを持たせる為に基準としたい方を
接地します。電源の−側を接地すれば、+の電源と言う事
になります。逆に+側を接地すれば、−の電源と言う事に
なりります。
接地する事で基準が決まります。



今回は、ベースを基準とするベース接地回路のお話を致し
ます。


「ベース接地回路」は、次回お話をします「エミッター接
地回路」のお話為の準備にもなりますでしっかり理解して
おきましょう。

(1)ベース接地の電流増幅率α
 
図-3は、トランジスターのエミッターとベースの間の電
 池 Ebe と直列に小さな信号源のViを繋いだものです。
 Ebc は、ベースとコレクターの間に 繋がれています。  
  どちらも、ベースを中心に電圧を掛けています。
   ベースが電源の基準 (0 [V])となっていますのでベー
 ス 接地
と言います。
 
    
   
   ※平成25年度の試験より新回路図記号が使用されます
        ので、トランジスターの記号の丸が無くなりました
   。

 EbeによりIbが流れる事でEbcからIcが流れると言うの
   が、トランジスターの原理でした。
 そこえ小さな信号源Viが繋がれることでベース電流がΔ
   Ib だけ変化したとします。



続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。



[受験クラブより]

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな
い資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい
今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの
では、ないでしょうか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えていますか

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
あります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変
重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下
さい。
都度課金記事   定期購読者は無料で読めます。
[50ptでこの記事を購入する(確認画面へ)]
[カテゴリ:無線工学]
このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]

このブログの評価
評価はまだありません。

[このブログの評価を見る]





Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved