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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第27期受験直前講座 (7)電波の性質と半波長ダイポールの解答 |
2021年1月20日 9時30分の記事 |
第27期受験直前講座 (7)電波の性質と半波長ダイポール・ アンテナ他の解答 今回は 前回出題致しました、「電波の性質」と「半波 長ダイポール・アンテナ」 に関する 演習問題の解答と 解説を行います。 それでは、もう一度演習問題をご覧下さい。 [演習問題9] 次の記述は 電波の基本的性質について述べたもので す。このうち正しいものを”1”、誤っているものを”2”と して答えて下さい。ただし、電波の伝搬速度をc [m/s] 、周波数を f [Hz] 及び波長を λ [m] とします。 ア c = f/λ [m/s] で表わされる。 その値は、 約 3x 10^8 [m/s] である。 イ 電波の電界の振動する方向を偏波と言い 偏波面が 常に大地に対して水平なものを垂直偏波という。 ウ 電波は 放射源から広がって伝わり徐々に減衰する 。 エ 電波は、横波である。 オ 電波は 互いに直交する電界と磁界から成り立って いる。 注・・”ウ”は 国家試験問題出題者の私見で科学的なも のでは、ありませんが 出題者の意図にそって答 えて下さい。 [解答と解説] ア c の単位は、速度ですので、[m/s]です。f は、周 波数ですので [Hz] となります。周波数の単位は、 元々は、[c/s] (サイクル・パー・セカンドと読みま す。)で 1 秒間に 何サイクルの振動かと言う事を表 す単位です。 そして、λ は、波長で単位は、[m] です。 それでは 問題の式を単位に置き換えて書いてみます 。 [m/s] ≠ [c/s]/[m] = [c/(ms)] (1) (1)式の右辺の"c(サイクル)"は 単位では ありませ ん。単位には 基準が有ります。1 [m] の長さとは 、この長さの物ですとか 1秒は、セシウム133を 安定状態から不安定状態にする為に当てられるマイ クロ波の周波数を基準にしていますが ”1個” とか ”1 回” 等は、基準が有りませんので単位では あり ません。 例えば、リンゴが1個とブドウが1個では 大きさも 重さも違いそもそもリンゴとブドウとは、別物です 。 よって、(1) 式は 右辺が [1/(ms)]となりますので 右辺と左辺が等しくありませんので答えは、 ”2” 。 正しくは、 c [m/s] = λ [m] x f [c/s] = λ [m] x f [1/s] = λ x f [m/s] (2) となります。(2) 式は 重要ですので覚えておいて下 さい。そして、光の速度の値は 間違いありません。 問題文の一部が正しいとその文章全部が正しいと思 わせるのは引っ掛けです。注意して良く問題文を読 んで下さい。 アの後にも引っ掛け問題があります。 イ 次の図をご覧下さい。 ![]() 左側の縦の棒が 導線で高周波電流が上に向かって 流れたり、下へ向かって流れたりしています。 す ると 導線の周りに赤の線で示す磁界が出来ますが 電流の向きと量が時間と共に変わりますので、 磁 磁界の大きさと向きが時間と共に変わります。 磁界が変化しますと、磁界と 直角方向に電界の変 化が生まれます。 更に、電界の変化は、磁界の変化を生みます。 続きは、記事をお買い求めの上、お読み下さい。 [受験クラブより] 貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に値しな い資格なのでしょうか? 新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい 今だからこそ、受験勉強をしてみるのも良いの では、ないでしょうか? 合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。 「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えています か?。 本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いてありま す。 特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職にと大変 重要な試験になります。 独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。 試験迄は、思った程、時間がありません。 時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお読み下 さい。 |
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